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たぴにつき ♯20

相馬さんたちと合流。

いよいよ、今日は「ソウル動物映画祭」!
と言っても、わたしはただの付きそいで、
相馬さんの『ねこさがし』上映とトークがメイン。

公私のパートナーのokuさんは、映画にも出ているし、ナレーションも担当しているから、2人が主役。

わたしは気楽でいい反面、部外者で寂しいというか。

まずは西大門から、弘大に行く。
地下鉄。
わたしはTmoneyがあるから楽々だけど、
相馬さんたちはその都度、切符を買うから、たいへんそう。

しかもよくわからないから、まごついているので、
わたしがその辺の人に声をかけて助けてもらったりする。

わかります、この変化。
引きこもりの対人恐怖症が、ここまでの積極性を。

気分は胸板厚いランボーみたいなタフガイ。
もちろん、実際はモヤシであることには変わりはないんですが。

ともあれ、移動の写真を撮ってないので、先に進みましょう。

いよいよ、弘大。

相馬さんは、「寒いから」と上着を見たり(結果、買わなかったけれど)、
わたしは環境映画祭で、ビニール袋は止めようみたいな感じでもあるから、
公州で買ってきたお菓子を包む手提げを探す。
(もうビニール袋で持ち歩いてるから、「見てくれ」を取り繕うだけで、本質的には何の意味もないんですけど、、、。)

弘大は、若者の街なんでしょうね。大学があって。
だから、原宿というか、渋谷というか、下北というか、
そんな感じ。

裏通りで、相馬さんは撮影なども。
そう『ねこさがし in ソウル』。

ほんとに猫いまして。

もっと撮ればよかったなと反省。
もう自分は付き添いだと気を抜いているところもあり。

で、また、昨夜食べられなかったカンジャンケジャンを求めて、店を探す。

わたしは「美味しい店は裏通り」と思っているので、裏に裏に行きたがるけど、相馬さんはあまり裏に行きたがらない。

確かに、裏に行くと店は減るから、あまり強くは主張もできず。

いずれにせよ、店のたくさんある表通りであっても、カンジャンケジャンが売ってるような所はわからない。
昨日と同様、時間ばかり減っていくので、相馬さんも「冷麺が食べられればいい」と軟化。

それでも、よさげな店がよくわからず、彷徨いつづけ、
「もう、ここでいいでしょ」と、いろんなものがありそうな地下の店に。

相馬さんはお目当ての冷麺、okuさんはジャージャー麺。
わたしはサムゲタンと餃子。
と言っても、取り分けて色々食べる。

さっきフォーを食べてしまったせいで、サムゲタンを全部食べられなかった。
もともと残すのは好きじゃないのだけれど、もう本当に食べられない(汁物&汁物というアホすぎる選択が理由だろう)。
映画祭中に腹でも痛くなったら困るのもあり。
先日、一度残してから、罪悪感が減ってしまったところもあり。

環境映画祭に行くのに、食べ物を残す(食品ロス)というのも、心が痛む。
それに、okuさんはわたし以上にそれをよく思わない気配もあるので、そちらにも申し訳ないと思いつつ、、、。
多方面に謝りながら、イイワケばかりの人生なのです。ごめんなさい。

と、これは「めんどくせ~やつ」と思われるのがイヤで書かなかったんですが、
昨夜、2つ目の喫茶店で、「夜だからノンカフェイン」と、ハーブティーを頼んだんです。
で、来たら、茶葉がプラスチックの袋に入ってたんですよ。
「マイクロプラスチックが溶け出す」ということで、
一口飲んで、それ以上、飲まなかったんです。
これは、わたしの健康(環境)にはいいけど、
食品ロスそのものは地球環境にいいのか?とも思うし。

ただ、厳密に言えば、紙コップも実は内側にプラスチックのコーティングがされているから、同じようにちょっと有害なんですよね。

でも、紙コップまで拒否したら、飲むものなくなっちゃうから、そこは「見て見ぬふり」をしてわたしは生活してるんですけど。
この旅の写真でもたくさん出てきてるでしょ(ひとつ前のEDIYAも、紙コップだったし)。
そっちは、気にせず飲んでるんですよね。

公州の麻谷寺で、多くの日本人が「白凡堂(金九さん)」を「見て見ぬふりをする」と観光案内のひとが言っていたけど、
「そうしないと生きていけない」というところもあるんですよね。
現実問題として。
イイワケかもしれないけど。

環境問題って、だから、ほんとに、難しい。

人間自体が、環境汚染の主原因なわけだし。

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