たぴにつき ♯19
相馬さんの泊まっているホテルを見上げながら、周りを歩く。
相馬さんのホテルの真ん前にカフェがあるので、
ちょっとここで休もうか。
EDIYAという店。
「イデア、なんと哲学的な、、、、」とノートにも書いていたけど、
スペル違いですよね。哲学の方はIDEAですから。
おはずかしい。
毎度、wikipediaを参照してはずかしいけど、
EDIYAのという名前は、エチオピア語で【「大陸の唯一の皇帝」を意味するエチオピアのエディヤ族】から来てるそうです。
エチオピアは珈琲豆の名産地ですから、その皇帝的な感じですかね。
ともあれ、誤読も「解釈のひとつ」。真実なんて無数にあるのだ。
そもそも「概念のようなもの」は現実世界にはなく、ある種の架空の(形而上の)ところにあるというのがプラトンのイデア論でしょ、、、
って合ってますかね?
専門家にお叱りを受けそうな雑な解説ですみません。
(ご都合主義的に、物語に接合しようとして、解釈が歪んでる気もしますが。)
だから、真実だって、実態なきもの。
なんて、インテリぶって、すみません。
わたしが若かった頃は、インテリって憧れる存在でもあった気もするんですが、今では「めんどくさい人」みたいになってますよね。
価値観とはめまぐるしく変わるというか。
また、どうでもいいこと書いてるな。すみません。
珈琲は、チェーン店としておいしいという感じ。
チェーン店は無難ですよね。よくもわるくも。
クラシックがかかっていて、ほんとに落ち着く。
ずっとここにいたいくらい。
そもそも、「すきっ腹に珈琲は、身体にわるいぞ~」と心の声が言っている。(カフェインが胃を傷つけるからですね。)
「ハレの日は、そんなのかんけ~ね~のよ」
と、ひとり相撲しながら。
そろそろ行くか。
ノートを捨てよ、街へ出よう。
路地販売。最高ですね。
しかも、ここ、学校(小学校?)の前なんですよ。
公共機関の前を占拠してもいいんですね。
「これが自由だ~~~!」
と、エリック・ドルフィーをBGMに踊り出しそうな気分のまま、
実際は地味にバックパックを背負いながら歩く。
と、マーケットがありまして。
ここも、鮮魚とか、生肉とか、庶民の生活感がまんさいで、最高なんだけど、
ビビりなもので、カメラをガッツリ向けられないんですよね。
(中国でカメラを向けて猛烈に怒られたトラウマがありまして。
もちろん、わたしが悪いんです。カメラは暴力ですから。)
で、「相馬さんたちには悪いけど、朝めし食っちゃお」と店を探す。
「やっぱ、地元の人たちが食べるところがいいな~」と見ていると、
混んでる店が。
「ここだ!」と入ると、東南アジア系の店員さん。
「おすすめは?」と聞くと「これ」と指をさされ、
「じゃあ、それで」と。
で、出てきたのが、こちら。
食べかけで申し訳ないですが、パクチー浮いてるでしょ。
そうなんです、フォーなんです。
日本でも、人気店て日本食の店とは限らないですよね。
なんと、ベトナム料理の店っぽいです。
だから、店員さんもベトナム人という。
昨夜のイタリアンからの、ベトナムン。
わたしはどこに来ているんだ。
とはいえ、フォーとしてかなりおいしい。
と、食べ終わる頃に、相馬さんからメールが。
申し訳ないと思いながら、店内から電話し、「すぐ行きます」と。
だから、店の外観とかも写真撮ってなくて。
それで、戻って、ホテルのカウンターで、
「今日は一泊できますか?」というと、「OK」ということで、
75000ウォン(8300円)くらいだったかな?
昨日よりは高いけど、昨日と同じはつらいので、お値段以上でございます。感謝。