地獄は一定住みかぞかし 5
沖縄に「おでん東大」という3代70年つづく名店があります。いや、ありましたというべきか。
8月におかみが亡くなり、9月に閉店してしまったからです。
「焼きテビチ(豚足)」が有名でした。名前が東大というのは、一説には東京大学にはお金を積んでも入れないが、この店ならお金を払えば入れる、という意味だとか。それである方はブログにこの店に「入学した」とお書きになっていたのでしょう。
しかし12月になり、新たな展開がありました。娘夫妻が殺人の容疑者として逮捕されたのです。
長女が母親を殺したということになります。場合によっては店の4代目になるかもしれなかったのに、母と娘のあいだに何があったのかはこんごの警察の発表を待つしかありません。
長女はおでん屋の手伝いはしていなかったようで、画家だとのこと。夫がギャラリーを経営。2020年に火災にあい、現在は再建中でした。
夫婦は資金繰りに苦しんでいたという話もありますので、母親にお金の援助をたのんで断られた可能性もあるかもしれません。
逮捕直前の12月3日にはイベントにも出店していますね。
長女の画家としての活動は、編宇途際(あみうとぎわ)という名前で行われていました。
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