ニュージーランド航空のヘンリー王子への皮肉のきいたツイート。
このツイートがバズっています。
サセックスクラスももうじき登場するかも。
とでも訳せばいいのかな。なぜこれが受けているのか、説明が必要でしょう。
まずこれはヘンリー王子の著書「スペア」についてのツイートです。
その本で、2018年にメーガン妃は仲の悪かった父親を結婚式に招待するために、航空便のチケットを買ったとありました。それがニュージーランド航空のメキシコシティ―ロンドン便のファーストクラス。
ところがです。じつはニュージーランド航空にはファーストクラスはありません。「ビジネス・プレミア」クラスが他社のファーストクラスにあたります。いやそれ以前に、メキシコシティ―ロンドンに路線をもったことはないのでした。つまり、そんなヒコーキ、ないのです。
なぜ存在しない航空便のチケットがメーガン妃には買えたのでしょう。
ニュージーランド航空はそのむねツイートして本の記述は誤りだと指摘しました。そして、このツイート。
ヘンリー王子はサセックス公なので、そこにひっかけてせっかくだから「サセックスクラス」でも運航しますかね、とジョークをかましたわけです。
本を出版するときには必ず校閲が入ります。英語ではプルーフリーディングといいますが、事実確認はそのときにするのです。だからニュージーランド航空にメキシコ―イギリス便がない、なんてことも調べたらかんたんにわかるはずですが、それがスルーされたのはなぜでしょう。校閲が機能していなかったことになります。
スケジュールがきつくて丁寧な仕事ができなかったのかもしれません。
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