京大でサル学をやってた大学院生が屋久島で亡くなる。

屋久島の野生のサルを研究している拠点で、住所が永田だとここしかない。

ちなみにセンターの本HPを見たところ、修士課程にその方の名前がありました。
今西錦司の系統をひく伝統あるサル学の知の中心ですが、ざんねんながら不祥事があって、京大霊長類研究所は廃止されてしまいました。たぶんその後継として野生動物研究センターは生まれたのではないのかな。

これが事故の概要です。

場所的に人と出会うようなところではないとも思うので、なんらかの事故にあったのかもしれません。
ご冥福をお祈りします。

一昨年はゴリラの観察のときに落木があり、これも大学院生が下半身不随になったとして大学を訴えた事件がありました。どうも京大の霊長類関係にはこのところいい話がありませんね。

その後の報道で、ご遺体は川原2号橋から西に700メートル離れた海岸にうつぶせになっていたとあります。
西部林道の川原2号橋がこれ。ここから車を降りて700メートルというとジャングルのなかを歩くしかない。25歳の女性がやる学問としてはそうとうにハードですが、そういうのが苦にならなかったのでしょうね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?