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10月展示会ご案内 佐々木廣行 版画作品展 &秋の新メニューご紹介

みなさん、こんにちは!
つい最近まで暑い毎日に「秋はどこに行ったの?」なんて思っていたのですが、急に涼しいというか一気に飛び超えてしまった気がします。
晩夏と秋の狭間を楽しむ事が出来ず、ちょっと寂しいですね。



cafe『お茶の巣』秋の新メニューご紹介


『秋プレート』¥700

THE『秋の味覚』の盛り合わせになります。
・さつまいもスティック
・スイートポテト(鳥さん模様)
・栗の渋皮煮
・さつまいもチップ
・抹茶アイスクリーム
・あんこ&白玉
・もなか

アレもコレも楽しみたい!そんな食いしん坊なみなさんの夢を一皿に盛り合わせました。
もなかの上にお好きな組み合わせをのっけて、お楽しみ頂けます。
そして!白玉って、なんでこんなに美味しいのでしょうか?アイスクリームにも良し、あんこにも良し。白玉大好き!
見てニッコリ、食べてホッコリ。
是非、『cafeお茶の巣』で秋をお楽しみください。

⚫︎秋プレート…¥700
ドリンクとセットで¥100引き(但し季節限定ドリンク・ソフトドリンク除く)

※※※


佐々木廣行 版画作品展 【前後半入れ替えあり】

今回、作品の展示をされている佐々木さんは、実は本格的に作品制作を始められたのは、お仕事を引退された後の60代後半からの25年ほどだそうです。
アート作家というと、専門の学校で学び10代の頃から作品を追い求めるイメージがある中で、佐々木さんのキャリアはちょっとびっくりすると同時に親近感も湧いてしまいました。

在職中の40数年は木版画の年賀状、退職後は地域の版画サークルに所属し制作に没頭すると同時に、仲間との交流を楽しまれてきたそうです。

10月1日〜15日 『Flower』

『金蓮花』

作品から懐かしい暖かさが滲みます。
幼い頃、家族みんなで集まっていたリビングの風景を何故か思い出しました。
きっとそれは、作家が生活の中で「あ、綺麗だな」と思った瞬間がそのまま切り取られたからではないでしょうか。
過度な足し算も引き算もない、作家の心に届いた幸せの形をそのまま紙の上へと写している、そんな印象を受けます。

『やぶ椿』


それもそのはず、モチーフになっている草花は佐々木さんのご自宅の庭で奥様が丹精込めて育てられたものだそうです。
日々の生活の中で、作家が大切にしているものを作品という形で見る人たちに自慢をしているのかも。
『ね、とても素敵に咲いているでしょう』
作品に囲まれると、作家のそんな声が聞こえて来そうです。


10月1日〜15日 『童話集』

誰もが懐かしく思う童話の情景も版画となっています。こちらは所属しているサークルでの共同制作になります。
思わず頭の中で歌ってしまいました♪

『夏は来ぬ』
『Jingle  bell』


制作過程も見る事が出来ます

今回、注目すべき点は他にもあります。
通常は完成された作品の展示のみの中で、制作過程が分かる『版画の設計図』をご覧いただけます。

完成のイメージ
背景の色
花ベース
葉っぱベース
花びら濃淡・明暗
葉っぱ濃淡・明暗
更に重ねる色
完成『ひまわり』


こうして見ると、版画はひとつずつ丁寧に色を重ねて行くのが分かります。
全てが合わさって、わたし達が見ている作品になっているのですね。


アート作品って、どうしても特別感や非現実感が拭えませんが、今回佐々木さんの作品を前に作品の世界は決して特別な遠い世界ではなく、ごくごくいつもの生活の中で発見できるものだと知る事が出来ました。

是非、作家が愛した日常の何気ない美しさをお楽しみ頂ければと思います。


前後半で入れ替えします

今回は10月1日〜15日及び16日〜28日で作品が入れ替わる予定になります。

前半:『Flower』→後半『Scenery』風景
前半:『童話集』→後半『小作品集』カレンダー用画

『佐々木廣行  版画作品展』
10月1日(日)〜28日

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