白露・秋分 2024 [タネニハ便り #27]
月日が流れるように過ぎ去っていく。
今回の号を紹介しようと思って、気づけば1週間経っていた。
1週間とはいえ、季節は巡っていく。日中の暑さは変わらずだが、肌に触れる風は秋の気配がするし、夜はぐっと過ごしやすくなった。
だんだんと日差しが弱くなり、あぁ、また冬がやってくるんだなぁと。寒さが苦手な自分にとっては少し憂鬱な気持ちになる。
けれど、嫌なことばかりではない。冬は花がたくさん出回って、ブリコラージュフラワーはメインシーズンに入る。それに、今年はkinoneビルがオープンして、新しい居住者の方との出会いも始まる。TANENIWA FARMの冬野菜も楽しみだ。タネニハのそれぞれのプロジェクトは着々と芽吹き出してきている。
こうして毎月、二十四節気にもとづいたフリーペーパーを作っているだけなのだが、自分自身の季節への意識が深まっていくのがよく分かる。
じっくり味わいたい秋なのに、まさに光陰矢の如しな毎日。
より一層意識して、毎日を味わって暮らそう。