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【小寒・大寒 2025】 Editor's Note

新しい1 年を迎えました。2025 年は、私たちの事業である「タネニハプロジェクト」がいよいよ、本格的に花を咲かせます。
当初の予定では、各事業が1年ごとに順次スタートする予定でしたが、全てが同じ年にはじまることになりました。

やはり、植物と同じでコントロールするのは難しく、それぞれのタイミングで咲いていく事を受け入れていこうと思います。計画はあくまで道標。計画通りにいかせるのが目的ではないんですよね。本来の目的である「農のあるまちづくり」が必然のタイミングではじまっていくのだと、私たちはそれに寄り添うことにしました。


農園の恵があるからこそできる

自然の流れに寄り添ったことにより、想像を超える大きなプロジェクトになりました。やってくることを受け入れるのって、受け入れられるだけの器が必要になりますよね。そうやって器をどんどん大きくしていくと、またその器にあった事が舞い込んでくる。そんな不思議な体験をさせていただいています。

準備が整わないまま、戸外のキッチンカーでスタートを切った「kinone coffee&flower」も真冬にも関わらず、たくさんの方が毎日足を運んでくださいます。
小さな森のようなこのコーヒーショップに、寒さに身体を縮こませながらも、並んでくださる方を見てると、心から嬉しい気持ちがわき上がりました。やはり、私たちの営みには「場所」がとても必要なんですね。


毎日大量のおやつを焼くのも癒しの種まきのひとつ


場所という言葉は古語で「ニハ」といいます。
この「ニハ」に、たくさんの癒しのタネを蒔いていくことが私たちのミッションです。どうか、そのたくさんのタネが笑顔のタネとして、にこやかに咲いてくれるよう、今年1 年に祈りを捧げたいと思います。
本年も「タネニハ」で楽しい日々をお送りくださいませ。


タネニハプロジェクト
コーディーネーター
Myoka Komori