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夏から秋にかけて聴いたK-POPまとめ



はじめに

「今月のトキメキ」という題目でその月にハマった曲や作品の備忘録を書いていたのですが、案の定途中で更新をやめてしまいました。7月分から途絶えています…。今回は7月〜10月のトキメキに代えて、ここ3ヶ月で聴きまくったK-POP(ボーイズグループのみ)をまとめてみよう、という試みです。この頃自分の中でK-POPブームが止まらず、色とりどりの楽曲に心が満たされています。

それにしてもK-POP業界、次から次へと数多のグループが新曲を出すのでトレンドが流れるように変わってしまう。自分が何度も聴いた曲もすぐ忘れてしまうような物悲しさがあるので、きちんとまとめておきたいのです(謎の宣言)

それでは本題へ。
グループ毎にここ数ヶ月でリリースされたお気に入りの曲と、狂うように見まくったパフォーマンス(カバー多め)を紹介します。


&TEAM

声変わり

2nd Single「青嵐」の収録曲。


初夏に聞きたい名曲。
個人的にはタイトル曲「青嵐」よりこちらが好みでした。 
とても聴きやすいポップな曲調だけれども、成長期への不思議な感情や、変化に対する期待や不安など意味が込められた歌詞というギャップが良い。
変声期のような日々が通り過ぎてく青い夏
昨日と違う声が僕たちを染めていく

“変声期”という妙なテーマに着眼し、成長や変化を歌うの、やはりHYBEらしさを感じますね。
(成長痛をテーマにしたTXTのCROWNなど)

間奏は、山下達郎の夏ソングを彷彿とさせるようなサウンド。
最近のK-POPといえば、70年代や80年代に流行った曲調を意識したり、Y2Kのコンセプトにしたり、とにかくレトロが流行っているイメージ。
この「声変わり」に関しては、やり過ぎてないレトロ感といえばいいのでしょうか。よく聴くとどこか懐かしいような…という程度で、あからさまな感じがないのが良い。
彼らに出せない爽やかさを残しつつ、お洒落に仕上がった楽曲です。

Cover:Supernova(aespa)

SBS INKIGAYO IN TOKYOで披露したSupernovaのカバーパフォーマンス。

何回見ても飽きない。特にニコラス&ハルア大優勝。
品の良いお顔立ちが揃ったグループはカバーが強いです。
何でもモノにします。
Xでもバズっていて、「彼らが世界に見つかっている!」と確信。
これは個人的意見なのですが、このようなダークで神聖なコンセプトの方が彼らのポテンシャルが最大限発揮される気がします。
今、彼らは春夏秋冬コンセプトで日本ならではの感性や美しい日本語を取り入れた楽曲を中心に活動している。ほんとに良い曲ばかり。
けれど、どこか実力やポテンシャルが有り余っているというか、もっと凄い彼らが見れるはずなのに…という惜しさがある。
もっと「見つかる」パフォーマンスができるコンセプトの楽曲が彼らに与えられることを密かに期待しています。


BOYNEXTDOOR

Nice Guy

3rd EP「19.99」のタイトル曲。
またまた素晴らしいアルバムが世に出ました…

20歳になる直前の不安定な時期を「19.99」という数字で表し、実際に20歳前後の彼らだからこそ歌える曲が詰まった名盤。

若さ×自主制作=最強
これに尽きます。
若さを武器にしつつ、自分達で等身大の思いを歌詞やラップにぶつけたり、メロディや構成を考えたり。
「自分たちが今やりたい音楽をやる」という思いが強く伝わってきます。
ここまで音楽にこだわっているのに、ステージではしっかり「アイドル」として魅せてくれるんですよね。そこも凄い。はあ、好きです。


先行曲「Dangerous(両親観覧不可)」ではこんなにもやんちゃでヒップな姿を見せてくれたのに…

タイトル曲「Nice Guy」ではスーツライクでバチっと決めてくる~!!

この二面性も最高です。

ハイスクール・ミュージカルのプロムに出てきそうな、まさにナイスガイですね。(デビュー曲あたりから既に思っていたのですが、この子達からハイスクール・ミュージカルと通ずるものを感じます…)


ボイネクよ、これをカバーしないか??


そしてそして、この「Nice Guy」のステージ見て思ったのが、彼らミュージカルやショーのテイストを取り入れた楽曲が絶対似合うはず。
実際、彼らの歌う曲は詩的というよりは、まるで日常の会話を切り取った台詞のような歌詞が多く、ミュージカルで歌われているのを容易に想像できます。
いつかそのようなコンセプトでカムバしてほしいです。

その他の収録曲も、歌詞を味わいながら聴きたい名曲揃いです。
タイトル曲は自信に満ち溢れた明るくて軽快な曲だけれども、20歳という年齢に対しての歯痒さを歌った曲や自信がない時にそっと寄り添ってくれるような温かみのある曲もあり、タイトル曲のイメージとは段々かけ離れていく。
ステージで輝くアイドルとしての彼らから、誰もが共感できる葛藤や悩みを抱えた等身大の青年としての彼らも知ることができる。
そんな奥深さも味わえるアルバムです。

ありがとう、BOYNEXTDOOR。(壮大)


ZEROBASEONE

Insomnia 

4th mini album「CINEMA PARADISE」の収録曲。
(タイトル曲はGOOD SO BAD)

タイトル曲も良かったのですが、「Insomnia」という君への恋心をInsomnia=不眠症にたとえて歌う曲がすごく好みでした。
ジャンハオさんの甘いような力強いような声がとても耳に良い、、、
甘くもあり、重たくもあり、淡くもあり、
少年のような、大人っぽいような、
何とも形容しがたいお洒落で魅惑的なラブソングでした。

ちなみに、これを聴いてBOYNEXTDOORの「Amnesia」を思い出しました。

こちらは君への恋心をAmnesia=記憶喪失にたとえて歌った曲です。
どちらも病×恋心というコンセプトで、曲調もどこか似ているものがあるように感じる。
是非セットで聴きたいです。


Cover:Psycho(Red Velvet)

女性アイドルの曲をカバーする男性アイドルなんて、なんぼあってもええですからね~~
女性の曲を歌う男性アイドル、無条件でとても刺さるものがあるのですが、特にZEROBASEONE、なぜこんなに女性アイドルの曲が似合うの…?
ボイプラから合わせると数々のカバーを見させていただきましたが、全部最高です。


NCT WISH

Steady

彼らの記念すべき1st mini album!

こちらもまた名盤です。
夏が終わり、段々と涼しくなってくる頃に聴くのに丁度よい。
ただ、タイトル曲「Steday」に私のすべての熱量が持っていかれて、他の曲が少ししか聞けていない(重症)
それほど良い曲なのです。
こちらのnoteを是非読んでいただければ、私の熱量が伝わるかと思います。


Cover:Why?(東方神起)

Steadyを機に本格的にWISHにハマったので色々と見漁っていると、NCT WISHのメンバーを決めるオーディション番組「LASTART」のパフォーマンス映像を見つけました。東方神起のWhy?のカバーです。
まだ小学生だった当時、韓国の男性アイドルの中で唯一知っていた曲なので、懐しい~~(小学生ながらドラマ「美しい隣人」を見ていた…)

このカバー動画を狂ったように見ました。中毒性がすごい。
何度見てもジェヒくんの力強いハイトーンボイス&ラップが凄い。
本当に練習生期間3か月&番組途中参加ですか??
逸材こそ遅れて不意に姿を現すのね…。
誰かのパフォーマンスを見て誇張なしで「驚く」という感情を味わったのは久々です。
素人から見れば、練習生期間5年の子も3か月の子も見分けがつきません…。

そして、ユウシくんの控えめだけれども力強さのある表情が冷淡な雰囲気を醸しだしていて魅力的。
今のユウシくんとは別人に見えます。

皆ほわほわしてて可愛らしくて、とびきりに爽やかななコンセプトが似合うけれども、さすがSMの子達というだけあって歌は上手いわ、ダンスは上手いわ、なんでもできそう。これからが恐ろしいほど楽しみです。


P1Harmony

SAD SONG

本当につい最近ハマり始めたP1Harmonyの7th mini albumです。
K-POPに関してはまだまだ疎いところが多く、全然このグループの存在を知らなかった…。デビューしてから4年も経っているというのに…。
まだまだK-POPの世界は広いな~と実感しました。

タイトル曲「SAD SONG」が一番お気に入りですが、まずイントロが優勝です。良い曲はイントロが良い。
パフォーマンスも魅力的。
特にサビの振り付けが良い。キャッチーで、カッコつけすぎていないというか、抜け感があるというか。


同アルバムの収録曲「Last Call」もめちゃくちゃに良い。
One directionっぽさがあるような…。

まだ彼らの事を語れる立場ではないのは分かっていますが、、、
ざっと他のアルバムの楽曲も聴いたところ、かなりヒップホップ調の曲もあれば、優しい歌声が響く曲もあり、幅広いテイストで出しているようで更に聞き漁るのが楽しみです。

Cover:愛を伝えたいだとか(あいみょん) 

結構前からYouTubeのおすすめに上がっていたのになぜか見るのを拒否していた(なぜ!?)けれど、SAD SONGを聴くようになってから見てみました。
もうこれは、一回見ただけでは終われないです。
日本語の発音上手!!とかわざわざ褒めるのがもはや申し訳ない。
日本語の違和感がなさすぎる故、彼らの歌そのものにとても集中できる。
歌い方も魅せ方も上手く、原型を留めつつも韓国語ラップを取り入れるなど自分達の色に染めているのも素晴らしくて、完成度が高い…。
個人的にテオさんとジウンさんの歌い方がとても好みでした。

P1Harmony、どんどん開拓しよう~♪



という訳で、ここ数か月で私がハマったアルバムやパフォーマンスを並べてみただけの、自己満足noteでした。
雑食オタクの雑食ぶりが日に日に加速します…。
良い曲をこの世に届けてくれる素敵なグループが沢山いることに感謝ですね。

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