花咲き春は家びらき
先日、小学校の授業参観があった。
もともと人の輪に入るのが超絶苦手なので、ややぐったり。
微笑んでたんだか、こわばってたんだかわからない口もとが、みしみしひび割れる感じ。
家に到着して車から降り、玄関の扉をあける。
玄関に花があった。
一気に力がぬけた。
わたしの同居人たちは、わたしに見てほしくて、たくさんの花をつんで来てくれたんだな。わたしの存在価値ここにあり。
ありがとう。
娘 「たくさんあったの!!」
息子 「こっちも見て、数えたら11種類あったよ。」
よく見ると、花の枚数、色、形、一つの茎につく花の個数、あれこれ違う。
春になると、あちこちから大量に吹き出す、自生している水仙にこんな種類があったとは。
1年生になって、覚えたての文字で書いた手紙は、本当に今時期だけの貴重なもの。
内容もめちゃくちゃ可愛いけど、これは、親だからこそ愛おしく思うんだろうな。
でもその小1娘が先日、友達から手紙をもらい、その潔いイラストが、あまりに可愛かったので見てほしい。
うめぼし
シンプルな茶封筒に力強いうめぼしの絵。
なんて大胆なんだろう。あまりに素敵でため息がこぼれる。
あちこちから、たくさんの癒しをもらいながらなんとか生きています。
そして、そんなわたしですが、なんとか今年も春から家を開き、
「おじゃまします。」
と、お腹をすかせて家を訪ねてきて下さる方にごはんをせっせと作っています。
泊まりにきて下さる方にはあたたかい布団を敷き、帰ったあとは、たくさん洗濯をしています。
私に仕事をくれてありがとうございます。
今年もたくさん働きます。