時代おくれ
初めてのお給料日
いっぱいお願いして
ダディーと向かった場所
それは携帯ショップ
たくさん並んだ電話に
ドキドキ、ワクワク☆
いつでも誰かとすぐに繋がる
めっちゃ便利じゃん
最初はこんな感じで始まった
ちょうどその頃
私は恋に恋するお年頃
とっても大好きな人がいた
電話番号交換するだけでドキドキ
何だかにやけちゃう
電話来るかなあ?
メール来るかなあ?
毎日とっても待ち遠しかった
やっとの着信
キターって心の中で大絶叫
めっちゃ嬉しかった
第一声が『オレ』
それだけでまたドキドキ
そんな淡い学生時代もあったなあと
懐かしく思う今日この頃
月日はたくさん流れて
今はアンテナも無ければ
電波が悪くて困ることもなくなった
だけど
どんどん便利になって行く中で
大切な何かが失われていく…
そんな気持ちになっちゃうのは
時代おくれな私だからかな?