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コンビニプリンター x LINEで快適テレワーク

昨今のテレワークでプリンターとの距離が極めて遠くなった。多分社会人になって初めての事態だ。どうしても紙が必要、こうなったらコンビニプリンターをお借りするしかない。

なぜコンビニプリンターに行き着くのか

自宅にプリンター?
ない。過去写真、年賀状印刷用に購入していたが、毎年11月に購入、インク詰まりを翌年気付き、買い替え、というありえないサイクルを3回繰り返してしまい、資源とプリンターの神様への罪悪感からホームプリンターの購入はここ数年控えているし、今後もないだろう。

プリンターが身近にないということ
ちょっとした書類確認の際、PCまたはスマホの画面で読むしかないということになる。普段のニュースはスマホで全て済ませているが、41歳の私には英文資料を電子媒体でインプットするということがどうにも効率的に出来ない。これは我ながらとても切ないのだが、これが事実。

コンビニプリンターという選択肢
自宅からオフィスまでは電車乗り換え1回を経て1時間10分。まさかプリントアウトだけを目的に出社はできない。また自宅近辺にはKinkosのような業種もないので、選択肢はコンビニのみだ。コンビニプリントアウトは以前から出張先等でやむを得ない場合のみ使用してきたが、使用頻度が低すぎて毎回アプリ立ち上げからWIFI接続に手間取るなど、結構なプロセスタイムがかかっていた。

そもそもなぜプリントアウトが必要なのか

選択肢無しのプリントアウトの必要性に迫られ
つい昨日、上司から32ページで英語且つフォントサイズ10程度という修行クラスなPDFが共有され、内容がマッキンゼーによる新型コロナウイルスの影響とその後という無視したいけれど無視イコール死を意味するという拷問な資料が共有された。

できれば読みたくない。しかし読まねばならない。ではどうするか。読む行為のハードルを下げるしかない。

どう下げるか。読みやすくする、シチュエーションを変える、読む意義を作る、以上だろう。
読みやすくする
PC画面、スマホ画面はホント無理。ロジカルな説明はできない。ほろ酔いの飛行機の中などであれば可能かもしれないが、自宅で子供の泣き声の合間での読解は無理以外ない。
シチュエーションを変える
電子デバイスからの読み取りが不可なので、それ以外に救いを求めるしかない。パピルス万歳。
読む意義を作る
2点。①業務上インプット無しでは致命傷。②投資したんだから吸収しなきゃ。②というのは、自己投資、自腹切って紙を印刷して手に取り、じっくり読む状況を作ろうということに至っている。

お恥ずかしながらここまでの自己お膳立てが無ければならない、それくらい紙は必要だった。

いざコンビニプリントアウト、その悩み

重要書類のプリントアウト、いざセブンイレブンへ。これがまた前述の通り、頻度の低い行為はどうしても手順が身についておらず、マニュアル無しには進まない。セブンイレブンの複合機の前でイライラしながらスマホと複合機の操作を繰り返すことに。
ちなみにUSBメモリー等を使用すれば本来簡単に済むものの、会社のPCではセキュリティ上使用不可な設定となっているため、USBメモリーに一旦移すという手順だけで多くの工数がかかるため、USBメモリー案はボツ。

まさかLINEが救世主に?

複合機前で苦戦しているところふと見上げたところに「LINEでお手軽に」的な見慣れないポスターが。なるほど、LINE経由でもプリントアウトができるらしい。しかし?コミュニケーションツールを主とするLINE経由でプリントアウトなど意味不明この上なし。完全にシカトしかけたが、ここまでの無駄な数分と先の見えないイライラしている自身を俯瞰し、LINE、やってみるかという決断となった。

手順はシンプル
ポスターの説明に沿い、"お友達になる"→"お友達とのトーク上でプリントアウト希望のファイルを送付"→"登録履歴上で予約番号を表示"→"予約番号を複合機に入力"。

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手順は以上。従来のアプリで必要とされていたwifiでのスマホと複合機間の直接接続という多分最大のボトルネック的手間が無い。更に知り合いに気軽にLINE経由で写真をアップする、そんな感覚でファイル送付が完了し、後は白黒カラー、1枚当たりのページ設定等いつものプリンター上の指定をするだけでプリントアウトが完了。これは快適だ。

非コンビニプリントマスターにオススメしたい

LINEで印刷?という違和感に勝てた自分に感謝
LINE経由でのプリントアウト、現時点で最高に便利。一番インパクトが大きいのは工数減もさることながら、やはり頻度が低くても手慣れたLINE上の操作で完了するという点。手順を思い出すというプロセスを完全除去でき、精神的ストレス低減とスピードアップの両立ができる。この工数およびストレス減が今後のプリントアウト頻度との掛け算分圧縮できたことになる。

だからお願い そばのコンビニ大事にしておいてね
初めて住民票をマイナンバーカード利用にてコンビニでプリントアウトできた時ほどの感動には至らないかもしれないが、今後全国的に増加するであろうプリント@コンビニ。一人でも多くこの手順に慣れることで、コンビニプリント渋滞なんていう3密強烈再現的なまだ見ぬ事態を回避できればと切に願いもす。

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