源氏の女になれたよ

じょんのび行きたいな〜でも明日水曜日だよな〜
そう思いつつも営業スケジュールを覗いてみる。やってる。しかも、私が振られに振られて振られ続けてきた源氏が、女湯........!!!!!!!!
わたしにもやっとこさやってきたのです、家から1番近いフィンランドに行くチャンスが.......!!


という訳でまんまとやって参りました、今回は、いつも何も食べないつもりで行くけれどなんだかんだ毎回頼んでしまうラーメンと入浴券とのセット、梅を購入。この日はサイコロの日だったため、期待を込めながらサイコロボタンを押す。2。まあそんな日もあるわな。

裸足で館内を歩く。わたしはじょんのびの床が好きだ。肌触りが柔らかいし、清潔感がある。毎日掃除が行き届いているのが分かる。
いつもは青いのれんが掛かっている源氏の湯に"女湯"という文字があるのが嬉しすぎてパシャリ。


平家より狭いとはいえ、開店と同時に入ったのにドライサウナは混み混み。だけれども運良くどのセットも待たずに入ることができた。神様今日わたしに甘すぎない?
室内は完全にできあがっており温度は100℃。たまらん、このあつさたまらん...!耳がヒリつくほどの室内で十分に蒸され水風呂へ向かう。温度計が故障していて何度かは分からないけどたぶん14℃くらい。


外気浴!外気浴!と露天の扉を開けようとしたのだけど、開かない。困惑していると、ちょうどやって来たスタッフのおばあちゃんが、露天のお湯が十分に溜まっていないためまだ使えないのだと教えてくれた。外気浴だけでもダメですかね...?!と食い下がったらそれならまぁ...つって鍵開けてくれた。わがままを聞いてくれて本当にありがとうございます...
今までで1番深くお辞儀をしてお礼をした。

すごい。平家での外気浴では見られない、一面の緑がひろがっていた。なんだこの贅沢な空間。
雪中サウナばかりしていたせいか気温がとても暖かく感じられる。春のこの時期の、まだ冬の冷たさが残っている風がとっても好き。
枝葉が風に撫でられ心地よさそうに音を立てゆれる。冬には聞くことのなかった、小鳥の鳴く声が遠くで聞こえる。雲がゆっくりと流れ、太陽が現れる。そこで今日はあまり風がない事に気づく。
太陽に照らされ全身が真っ白く光を放つ。自分は女神にでもなったのかとおもった。いや白いコッペパンだなあ。あれおいしいよなあ。


2セットのドライサウナを堪能し、森のサウナへ。
幼少期興味本位で行ってみたものの、サウナの入口が分からず、なんで水風呂とイスしかないの?何が森なんだ?とんだパチこきじゃねえか、と感じたのを思い出す。そんなわたしももう20歳。無事にフィンランドサウナへの入口を発見。
入ってみると意外とあつい!もっと低いのを想像してたのでかなりテンションが上がる。温度計を見ると85℃。室内は広々としており外の緑を見ながら蒸させることができる。室内にはわたし1人。目の前にはバケツとラドル。もはやわたしの視界にはそれしか映っていなかった。

念願のセルフロウリュ、たのし〜!!!いいんですかこんなことできちゃって?!と思いつつ、室内にはわたし1人だったので遠慮なくバッシャバッシャとヤラモロ。バカデカストーブに熱せられたサウナストーン達をギュンギュンに鳴かせる。ウワーーーー!!!!!!えっここほんとうに西蒲区か???!?!?!うわいい音ーーーー!!!!!!!アツーーー!!!!!!!!!
嬉しいすぎて「うわ楽し〜〜〜〜〜〜!!!」が声に出てしまった。これを×2。
サウナ室から出ると目の前に即水風呂。屋根と壁の1つがガラス張り、光が差し込んでいる。これが開放感の秘訣か!あと個人的に水風呂がタイルなの最高!こちらの温度計は正常らしく、12℃を表示していた。Ah〜〜〜〜〜〜!!!!良い!良いよ!!!!!この時の衝撃がとにかくすごかった。
足が床から離れる。わたしには浮ける水風呂と浮けない水風呂があるんだけども、それは水温だったり深さだったり形状だったり水流だったり、色々な要因があるのだけど、ここは、浮けた。ちなみにわたしが今まで浮けた水風呂は、だいろの湯とここしかない。羊水に包まれている胎児に戻ったような感覚。源氏にはこんな良質な水風呂が隠されていたのか...もう源氏にしか来たくない(来ます)と思いました。
口をだらしなく開け軟体動物のように椅子にもられかかる。差し込んでくる光をぼんやりと眺める。溶けていく。

若干フラつきながら4セット目のドライサウナへ。
後から入ってきたおばあちゃんが、隣のサウナマットをひっくり返す。ああっ熱波、ご馳走様です。このセットは終始満員だった。入口横の水風呂を素通りし森のサウナの水風呂に早足で向かう。もうこれしかダメな体になってしまった。


ラストセットは森。
入って早々誰もいない隙にロウリュしたけど、もちろんおかわりしたくなってくる。外に出てバケツに水を汲み、中に戻る。そのまま両手にバケツとラドルを持った状態で「すみません、ロウリュしても大丈夫ですか?」と尋ねる。自分がとても威圧的で小汚い手を使っている事に気づく。今にもロウリュしま〜す!みたいな格好でそんなこと聞かれたら誰だって断りずらいだろ...と後悔したけれど、その人は快く承諾してくださった。ありがとうございました...


全身を洗う。じょんのびを推せる理由の1つは、シャワーが押す式のやつじゃない所。流している途中でシャワーが止まる不快感がない。これわたしにとってめちゃくちゃデカい。
おけと椅子を洗い元の位置にもどす。あったものは元あった位置にもどす、どうして部屋ではこれができないのだろう。


いつも引くほどのあまみをありがとうじょんのび。大好きだよじょんのび。ハンギョドンロンTのデビュー戦、無事に大勝利を収めることができました。

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