保険に入れないカギを設計された話

田根さんの作ったフランスの家ですが、管理会社から連絡があり、カギが保安上、意味を成していないため、ドアが、こじ開けられそうに、なっていたということでした。

フランスの家では、ドアと壁が3点でロックされる、3点ロックが常識になっています。(現地建築家に聞いた話ですが)

不審者がドアを蹴り破り侵入する、ということが、日常茶飯事のため、とのことです。(1点だと脆いので、すぐ蹴り破られてしまう)

なによりまずいのは、それが常識のため、「3点ロックの鍵でないと、保険にも入れない」(侵入が容易すぎるし、そんな1点ロックの家がないので)とのことでした。

ということで、

「保険にも入れない家」ということで、

大変困っていました。

そこに目をつけて、(不審者が)ドアを開けようとした形跡が見つかり、これは、裁判が終わるまで、待っていられないということで、カギのつか替えをおこないました。


(写真左から右に)

多くの現地の人から、なぜ、こんな鍵にしたんだ、ありえない、とご意見いただきましたが、私がカギを選んだわけじゃないので、わかりません(笑)

フランス(なのか欧州なのか知りませんが)に住んでいる人は、この1点だけでも、他にいろいろな問題が、この家にありそうだなと、わかっていただけると思います。。。

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