家を売って、何をするか

たんちくんです。子育てや健康生活を楽しんだり、ラーメンの食べ歩きを愛する36歳です。前回は30歳で家を買い、35歳で家を売った話でした。今回は、家を売って賃貸住まいになって、何をするかです。

家を売った心情

・住宅ローンの呪縛がなくなってとっても身軽になれました。(お金をたくさん動かせる能力があれば呪縛でもなんでもないんでしょうけど。さらにいうと住宅ローンのためにお金を稼ぐことからも逃げたやつになりますね。お金は自分の自由な暮らしのため、人の応援のために使います)

・ちょうど町内会の総務部長をやっていました。なかなかな作業量で、毎月の配布物の運搬と仕訳け、役員会議参加(平日夜19-22ぐらい)、イベントごとの出欠確認と道具の準備(ドン・キホーテで夜中に笑)のような感じ。加えてそのとき従事していた仕事がとある事業の立ち上げ期でイレギュラーだらけでてんてこまい(立ち上げは信頼しているスタッフ一人と夢中になっていたのでそこそこ楽しかった)。家を売り、町内が変わるので、その仕事も年度末に退任になりました。作業量が減り時間に余裕ができました。

・ミニマムになって生活しやすくなりました。4SLDKに家族三人で暮らしていたのでそれなりに荷物はあったと思います。2LDKの賃貸に引っ越したので、いろいろなものの処分が必要になりました。使える物は売り、譲り、使えなさそうなものは捨て、思い出の品はデータ化して処分したりしました。本当に大事なものは何かと考えてみたり、実はものってあまり必要じゃないんだななんて思えるようになりました。

・大きな物の所有物がなくなっての喪失感はほとんどなかったです。楽しかった思い出として胸と写真と動画にとっておいてます。喪失感はないけど、車のタイヤを物置に保管できたこと(今は4階笑)、大きな荷物を物置に保管できたこと、と言う感じで大きな物置の存在感は感じました。

行き場所選び

家を売った理由は実は上記の何れかでもなくて、娘の小学校選びでした。北海道では自由な学校を作る会というのがあります。その学校は和歌山の学園をモデルにした学校となる予定で、「子どもには学ぶ権利がある、納得するまで学ぶ権利がある」「競争ではなく助け合い、点数で差をつけるのではなく高め合いをする集団づくり」「自分たちで校則をつくる」「縦割り活動」と、とても子どもらしい活動を提供しているところです。ですが、家を建てた札幌市北区では、どうにも通うことはできません。開校した暁にはぜひ通うことを考えたいので(もちろん学校を決めるのは娘です)いつでも引っ越しできるようにしておきたかった、というのが家を売った目的になります。

いつなにがおこるかわからない

自由な学校は、2021年開校、その3年後には中等部もできるということで次に引っ越したら15年間はその地に住むのかななんて思っていました。娘も体験会に参加し、「この学校がいい」なんて言っていました。ですが、やなり事業としてやっていくには万全の準備の必要性があるそうで、2021年の開校は見送られました笑 となると、どうするか。校区にいくか、何か選んでいくか。いろいろ選択肢は上げられましたが、ここでやっぱり強いのは、家を売却したことでした!定住していないし、ローンの心配もないし、引っ越した後の手入れや貸した場合のわずらわしさもないし。売却したことでどんなことがあっても対応できるな、と感じました。

同時に、、、お金をたくさん動かせる状態だと、自由度は広がるし、選択肢が広がる社会なんだな、という点にも気づきました。

まとめ

・家を売った心情として目的があるからプラスなことは多いけど、大きな物置はやはり魅力的

・家を売った目的、子どもの成長に合わせて環境を変えていける容量が欲しかった

・すべてが思うようになるなんて思っちゃいけない。どんなことがあっても、誰かのせいにせず自分のその場その時の決断で生きていく

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