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アートフォーラム閉館に思う

昨夜(4/20)は、映画「ザ・ホエール」を観に行った。
上映が4月20日までだったからだ。
公開から2週間しか経ってないのに、なぜ?と思われるかもしれないが、
実は、上映している盛岡アートフォーラムが令和5年4月20日を以って閉館することが理由であった。

盛岡アートフォーラムは、名前のとおり、芸術系の映画を多く上映していた。
ときには、マニアックな往年の名画なども企画して上映していた。
割りとコアなファンが多い映画館であったと思う。

そんな映画館であったので、昨夜(4/20)の最終上映「ザ・ホエール」は、ほぼほぼ満席に近かった。各列1席程度しか空いてなかったのではないか。
それほど、最近には無いくらい観客が入っていた。
わたしみたいに、映画のホエールを目当てに来た人はもちろん、最終上映だからと最後に上映する映画を観て、思い出に刻む、浸る人などが多く集まったのだろう。

前身から数えると40年以上にわたり、映画を上映し続けてきた。
その間に、岩手はもちろん、近隣各県、果ては全国から多くの映画ファンなどが観に来ただろう。
そう考えると、感慨深いものがある。

最後の上映に立ち会えたことは、まさに奇跡である。
映画「ザ・ホエール」がわたしをアートフォーラムへと誘い、わたしがこの映画「ザ・ホエール」を、アートフォーラムの上映最終日の最終回に観ることを選択した。
アートフォーラムの最後の最後に、傑作を観せてもらえて、わたしはなんて幸せ者なのかと、映画「ザ・ホエール」の関係者、盛岡アートフォーラムの関係者など、すべての人に感謝する。
ほんとうにありがとう。

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