延安勇

のぶやす農園の屋号で有機米と合鴨肉を生産ています。

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講演会&トーク「地産地消と学校給食~有機農業と食育のまちづくり~」

講演会&トーク「地産地消と学校給食~有機農業と食育のまちづくり~」 ・主催:広島県有機農業研究会 ・公園:尾道市,尾道市教育委員会,グリーンコープ生協ひろしま ・期日:2024年3月3日(日)13:00~15:30 ・場所:(協)ベイタウン尾道組合会館 (〒722-0051 広島県尾道市東尾道4番地4) ・内容: ①基調講演「地産地消と学校給食~有機農業と食育のまちづくり~」 講師 安井孝さん  地産地消の学校給食から始まり有機農業屋食育を柱としたまつづくりで全国の注目を集

    • 自然観察園主任という仕事-33年目の転職-

      転職  2016年の春、私は32年間勤めた農協を退職して新しい仕事に就いた。新しい仕事とは「せら夢公園自然観察園主任」。退職した翌日から世羅町黒渕にあるせら夢公園に毎日通勤している。せら夢公園は、せらワイナリー、県民公園、ゆめ高原市場などで構成され、大人から子どもまで楽しめる施設だが、その県民公園の一角に世羅台地の自然をコンパクトに再現している小さな植物園が「せら夢公園自然観察園」であり、ここの管理と運営が主任である私の新しい仕事になった。 世羅台地の自然とせら夢公園自然

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        1.健康を守る  農家の数人と当時の町役場やJAの職員が集まり、御調 町減農薬研究会(現JA尾道市環境農業研究会・坂本圭示 会長)が発足したのは 1988 年である。JA御調町(現JA尾道市)に勤め、兼業農家でもある私も加わった。自然の仕組みを生かした米作りによって、農家自身の健康を守るのが研究会の当初の目的だった。  結成を呼びかけたのは、当時御調町駐在の農業改良普及員だった沖田義信さん。彼は福岡県で始まった減農薬運動に共鳴し、JAでの稲作講習会で農薬散布の実態調査を行った