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第9章 ヴィパッサナーを始める前に(4)

こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容をシェアしております。

生きとし生けるものへの慈しみ(2)

慈しみの言葉をすべて念じ終えたら、ヴィパッサナーに入ります。
瞑想中、問題や悩みごとはすべて横におきます。あらゆる荷物をおろして、もし瞑想中に問題や悩みが現れてきたなら、気が逸れたことをあるがままに観察します。

慈悲の瞑想を実践するのは、痛みや来るしから解放されるため、心の安らぎを得るためであり、自らの心を清らかにするためである。ということを忘れないようにします。

まず自分にたいして正直に慈しみを感じます。それからその慈しみを他者に向けるのです。自分にないものは他者と分かち合うことができないのですから…。

「言葉」だけを唱えるのではなく、慈悲の瞑想を真剣に実践し、意味をよく考え、エネルギーを注ぐなら、非常に効果があるでしょう。試してみましょう。自分で確かめてみるのです。



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