第14章 気づきと集中力
こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容の予習として、この場をお借りしております。
気になる方は、「人生が変わる読書会」をご視聴ください♡
ヴィパッサナー瞑想は、心のバランスをとること…瞑想では、気づき(マインドフルネス)と集中力を育てようとします。この2つは一体となり、一緒に協力して働くのが理想です。よって、気づきと集中力は同時にバランスをとりながら育てることが大切です。
気づきと集中力は、まったく異なる働きがあり、精密さと限定的です。集中力は…心の統一と呼ばれ、一つの対象に強引に心を留めておきます。集中力が育つといくらか保持することも可能です。
一方、気づきは繊細な働きであり、感覚が研ぎ澄まされるのです。瞑想では、気づきと集中力は共同して働きます。
集中力とは何にも妨げられず、一つの対象に注目する心の能力であり、大切なのは、本物の集中力は善の心で集中するということです。
正しい集中力には、無知の汚れがなく、その心が一点に集中し、それによって力と強さが増すのです。心の深いところに焦点を合わせ、それを観察するのに必要な強い勢いがあります。一方、気づきには、心が焦点を合わせるための対象を選び、さらにレンズを通して対象の本質を見抜くという働きがあるのです。
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