![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83369098/rectangle_large_type_2_45b9d19638eebe68e439a6be429afa56.png?width=1200)
第3章 ヴィパッサナー瞑想とは(3)
こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容をシェアしております。
ヴィパッサナー瞑想を実践することによって、生を特別な方法で観察する能力を育てることができます。物事の本質をあるがままに見ることができるように心を育てるということ「気づき」です。
ゴーダマ・ブッダは全く型にはまらない人物だったそうで、各個人が自分で探究するための問題として説かれ、ブッダは全ての人に「来て、自分で確かめてください」と呼びかけています。また、弟子たちに「自分の頭の上に人の頭を置かないように」、つまり他の人が言ったことを鵜呑みにしないこと、自分で確かめなさいと言っているのです。
経験に基づいて真理を観察すること、智慧の瞑想は、本質的に個人で探究して発見するものなのです。
仏教の観点から見ると、私たち人間は非常におかしなやり方で生きていて、あらゆるものは無常で変化しているのに、無常なるものを永遠と見ています。すべては気づきがないことから来ています。
ヴィパッサナーを実践することで、絶えず変化していることに注意を払うことができ、人生を、常に流れ続けている動きとして認識できるようになります。これは訓練することで出来るのです。