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第7章 心で何をするか(3)

こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容をシェアしております。

呼吸は常に今の瞬間に流れているものです。いつでも「今ここ」に生まれているということですが、私達は通常、今に生きていません。過去のことや未来のことを考えてあれこれ悩んだり…ですが呼吸には「今」以外の時間はありません。

呼吸を瞑想の対象にするとき、最初にすべきことは呼吸を見つけることであり、それは鼻孔を出入りする空気が鼻孔に触れる感覚です。

自分に一番わかりやすい場所を見つけるために、一度息を深く吸って、気づきつづけるための「一点」を決めるのです。

…意図が入って自然な呼吸ができない時、「意図的に呼吸したがる衝動」「意図的に呼吸するのをやめさせよいとする衝動」の微妙な呼吸の関係を観察します。

呼吸を注意深く観察することで心を管理することができます。呼吸がシンフォニーのようなものだということを発見するかもしれません。

吸う息・吐く息には、始まり・途中・終わりがあります。

思考が飛び回ったときには、事実を確認し、穏やかに、しっかりと、心を身体の呼吸の感覚に戻すのです。心がさまようたびに心を呼吸に戻すのです。


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