(71)マジカルラブリーがぶちこわした漫才の固定観念
こんにちは、たなです。今日は先日M-1グランプリで優勝したマジカルラブリーさんについてです。
賞レースにはつきものですが、現在ネットを中心に彼らのネタを漫才と呼んでいいのか、優勝だと認めたくないといった批判が相次いで見受けられるようです。
一言で言えば、
ナンセンス
優勝するということは、その日一番面白かったにすぎません。
僕は、彼らが優勝したのには大きな理由があると思ってます。
それは、彼らが漫才をよりいっそう多様化させた。
これにあると思います。しゃべり漫才が王道だったところからステージを大きく使った漫才、歌ネタなど様々あるなかで、ボケがほとんどしゃべらないで体メインで笑いをとる手法は実際決勝の他の組はほとんどやっていなかったし、だからこそ彼ららしさで勝ち取った優勝であり、彼らにとってだけでなく、今後の漫才にも少なからず影響が及ぶことでしょう。
日本人はしばしば、新しいものやものの多様化を嫌います。島国カルチャーが強いため、排他的な思想が多いわけです。しかし、お笑いはエンタメでありアートの一つともいえるわけです。だったら多様なアイディアでこれまでにない新しいスタイルを持ち込むことは悪いことではないと僕は思います。
僕は見取り図さんが推しでした。実際しゃべくり王道漫才みたいなスタイルの方が好きです。しかし、マジカルラブリーさんの方が決勝は面白いと判断された。客観的に考えたら様々チャンピオンになるだけの要因があるわけです。だから一切文句はないですし、無性の讚美を送りたいです。
優勝したマジカルラブリーさんおめでとうございます。あなた方がより広げた漫才のスタイルを遺憾なく発揮してご活躍してくださること心から楽しみにしております。
今日はここまで、また明日。スキ待ってます。
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