たなっしーと美術鑑賞。
中学の美術の成績は5段階の5、たなっしーです。笑
ちなみに美術の授業の中でも、絵を描くよりレタリング(明朝体とかゴシック体とか書き写すやつ?)が大の得意でした。
実は、本日帯広美術館の展示を観てきました。
帯広美術館 開館30周年記念
「手島圭三郎 絵本原画展 森といのちの交響詩」
手島圭三郎さんは1935年に紋別で生まれ、教職のかたわら木版画の政策を続け、全道展、日本版画協会で作品の発表を重ねました。1977年に教職を辞し木版画制作に専念し、北海道に生きる野生動物を題材にした絵本の制作を重ね、現在39作の絵本が出版されています。
今回の展示では4つのテーマに分けて、手島圭三郎さんの絵本の代表作の原画が展示されています。
絵本の原画ということで、子供向けっぽく思われる方もいるかもしれませんが・・・
これ、大人絶対観たほうがいい!!
原画の横に絵本の内容も書いているのですが、
「生きること」の大切さや、「自然」の厳しさ、動物たちから伝わる「家族愛」とか・・・人間が生きるために大切な部分をたくさん教えてもらった気がします。
あと、木版画ということで、1彫り1彫りの細やかさがすごい・・・
特にシマフクロウは圧巻です。
個人的に好きなのは、「エタシぺカムイ」。
トドと熊の喧嘩するっていう話なんですけど、アイヌの昔話が絵本になっていて、子供たちでもアイヌ文化に親しみやすいと思います!
個人的には性格の悪いトドってなっているのに、つぶらな瞳がかわいかった・・・。笑 喧嘩の絵でちっさいトドや熊がたくさん描かれるのですが、これ1番好き。
とても素晴らしい作品展でした!
このお話は来週金曜13時25分からのポコペン内コーナー「オビビ サテライト トーク」でもお話していきます!
展示は6月27(日)まで!!!
帯広美術館では、コロナ対策もしっかりと行っております!!