見出し画像

いかん、夏が終わりよる

気づけば1ヶ月以上筆を執っていなかった。
いや逆か。筆を執り過ぎていた。仕事の筆を執り過ぎていたせいで、自由に書く用の筆はめっきり筆箱に仕舞い込んだままで発酵していた。仕事があるのは嬉しいことだが、たまには自分解放宣言をしないといけないな。

macaroni様でも記事を書かせていただいているので、ぜひ読んでみてくださいね。↓

8月の間はただひたすら肉間に滲む汗をそのままに、ベトつきながら仕事をしていた。尻の蒸れを防ぐ方法がずっと気になっていたが、気になったまま季節が解決してくれようとしている。

仕事以外何もしていなかったような錯覚に陥っていたが、思い返せば密かに夏を満喫していたのかもしれない。8月頭に車中泊をして、暑すぎて眠れずガンギマった目で漫喫に逃げ込んだし、息子の絵がとある賞に選ばれて展示されたので京都へ見に行き、常宿であるルーマプラザで1人祝杯をあげた。

カブトムシをホームセンターで1ペア買った。兄が森に分け入って追加で4匹捕まえてきた。毎日のように脱走していた彼らが季節の進行とともに元気を失い、今朝1匹が死んだ。

家の前の川でザリガニ2匹とスジエビ5匹を捕まえてきた。水槽を買ってきた次の日に水槽を割ってしまった。エビがジャンプで脱走し、すべて死んだ。改めて5匹捕まえてきた。

みんなでバーベキューをしようとした日に私が熱中症でリアル蛙化し、炭を用意する者がいないためバーベキューは中止され、ホットプレート焼肉に変更された。私の分の肉は冷凍しておいてもらい、数日後1人バーベキューをした。

庭で花火を2夜連続で開催した。

熱中症やら流行病やらリスクが多すぎて、お出かけはなかなかできなかったが、家のまわりにある夏をかき集めて楽しんだ。ついこの頃は明らかに肉に滲む汗量が減っていて、喜ばしいことだけどさみしい心地がする。遠くから直太朗の超ハイトーンウーウーウーが聴こえてくる。

だが私の辞書では夏の終わりは、「鰻を食べ、重箱を閉めた瞬間」と定義されている。来週あたり鰻チャンスがあるだろうか。ぜひ鰻にはニョロニョロと首を長くして待っていてほしい。そして秋はもう少し余白を作れるようにしたい。

長らくファッションから距離を置いていたが、リサイクルショップを巡りまくっていたらムクムクとファッション欲が舞い戻ってきた。おしゃれデブ、センス田中と呼ばれていた過去を思い出し、ファッションも楽しみ直したい。

あの頃の私を思い出したく、激似であるGoose houseの太い人を見に行ったら変わらず似ていて嬉しかった。だがしかし、あのハウスは閉鎖されたのだろうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?