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雑記|このα下さい

偽物になるなと唸る様な声がする。
本物が何かもわからないクセに偽物が何かはわかる気がする。
好きな彼は鉄を喰え飢えた狼よとイヤフォンから僕に話しかけた、死んでも豚には食いつくなと。
かろうじてその言葉が身体の内側を反響して僕の脚を動かしてくれた。

何者かになりたいけれどなれないまま、なりたくないモノばかり増えていく。敗北や敗北感が進路を教えてくれる。僕は今日も僕になるために這いつくばるけれど地べたには何もない。

お粥ばかり作っている。
理由は冷蔵庫を買ったからであり、ウチの炊飯器の保温機能ではカピカピになるからだ。されどお粥生活は悪くない。ありとあらゆるものをぶち込む。大切なのは温かい栄養のあるモノを食べることだ。豊かだと思っている。バリエーション欲しい。

脚本仕事が増え、人様に演じて、編集して貰う。映像作品を作る日が来るとは思ってなかった…が実はここ数年それらしいことはしていたし、経験値はそれなりにあったからこの仕事が来たのだろう。本来の芸人の仕事とリンクしていくビジョンも見えてここ数年の大きすぎる寄り道こそ最短ルートだった様に思う。もう少しギアをいれなくてはだけど、今年はゆるゆるやりたいと思っているのでゆるゆる沢山書く。

大量のピーマンが肉を詰めろと俺を責め立てる。

話していて心地よい人は行間を飛ばしてもわかってくれる。心地よい距離や知性や客観性はとても大事だ。難しい言葉をできるだけ排除しつつ話せてる時の方が良い。
ありふれた言葉を紡いで見たことのない景色に連れて行ってくれる方が幅広く、サービス精神があり、優しい様に感じる。

山積みの本達を少しずつ広げるところまでは来た。

ルイボスティーを頂きましてね、カフェインとノンカフェインを交互に飲んでね、ありがたいね。

ここにいたいと留まろうとすればするだけ朽ちていく。変化し続けること、流れ続けること、揺蕩うことを忘れない。変わることを恐れた瞬間老けていく。