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在宅ワークをはじめたい主婦の方に(在宅歴13年+3男児母の記録)
久しぶりとなってしまいました。たなおばです。
コロナによる休校など先の見えない毎日の中で、ようやくポストコロナへのわずかな光が見えてきた今日この頃(ただまだ自粛は継続中ですが)。
「リモートワーク」や「在宅ワーク」というワードがよくピックアップされるようになってきました。
自分でもあらためて数えてみたこともなかったのですが、恐ろしいことに在宅ワーク歴13年(うっ…時の流れを感じる…!)かつ3人の男子を子育て中の私が、僭越ながら在宅ワークとは何か?のほんの少しの部分でもお伝えできればと思い、noteを書くことにしました。
(私は子育て中なのでママ目線での記事になってしまいますが、もちろんいろいろな方の目線で読んでいただいて結構です。ご自身の立場に置き換えて読んでいただければと思います。)
メリット①子供のそばにいられる
私が在宅ワークを選んだ理由は、子供のそばにいながら仕事ができるからです。はじめこそ仕事になりませんでしたが、13年目の現在はやっと(やっとですよ…!)継続的にお仕事もいただけるようになり、なおかつ子供たちのサポートもできるため3人の子供がスポーツで全国大会に行けるようになりました。
勉強は…?(笑)そこそこですが、子供たちの頑張りには十分に満足しています。毎日の習い事のサポートは本当に骨が折れることもありますが、子供たちの成長を感じられる瞬間は格別です。こういった満足な子育てができるのも、私が在宅で仕事をしていることに一端があると感じています。(もちろん在宅じゃなくても優秀なママさんはいらっしゃいますのであくまでも私の場合です。それと、満足な子育てというのは私がそう感じているだけであって、子供たちがどう感じているかとはまた別ですが…)
まあ詳細はさておき、在宅ワークのいいところは、なんといっても子供をいつもそばでみていられることです。おやようからおやすみまで、常に子供と一緒。「ウザイ」と言われることももちろんありますが、その分、子供の変化や要望には気付いてあげやすい環境があります。
帰宅したときの微妙な顔色の変化など、ん…?と感じてあげられたことはよかったかもしれません。
子供がいじめにあって学校やいじめっ子と話し合った経験もあります。そのときも、普段から子供が接しているお友達やそのママさんと顔見知りだったことが状況を把握しやすくしたとは思います。
メリット②時間の融通がきく
通勤ママとの大きな違いは、子供が熱を出したりぐずったりしても仕事そのものを欠勤しなくていいという店にあります。子供が寝た後や、起きる前、おとなしく遊んでくれているときに仕事をすることで時間を調整できるという点です。
その代わり、睡眠時間が圧倒的に削られるという恐れもありますので、自分の体調管理には注意が必要です。私の場合は実家とも義実家とも距離がありますので祖父母サポートはありませんでしたが、民間や公的な一時保育は頼ったことがあります。そのほかは子供たちが幼稚園や学校へ行っている間に仕事を済ませています。最もピンチに陥ったときは、私がギックリ腰になって旦那が海外出張中というダブルの砦が崩れたときでした。このときばかりは仕事はおろか家事も子育ても大ピンチに陥りました。(遠方から母に来てもらい事なきを得ましたが)。
メリット③現在では仕事もたくさんある
私が始めたころは全くと言っていいほど仕事もなく、最初にした仕事と言えばインタビュー音声の文字起こしでした。おじさんがあーとかえーとか言いながら会話しているのを眠気をこらえて必死に文字起こしした記憶があります…。(それでも1時間インタビューで2000円程度の報酬だったと記憶しています。)当時は仕事を紹介してくれる仲介業者も多くなく、あったとしてもなかなかやり取りがうまくいかなかったりして、今ほどライティングの仕事が評価してもらえませんでした。
ただ、現在は少し状況が異なります。LINEやメッセンジャーの登場により、チャット感覚で依頼を受けるのがとても簡単になりました。
「次回のメルマガ、よろしく!」
「了解です!テーマはなんにしますか?」
「新しく入ったあの商品で!」
こんな感じでラフに仕事の依頼を受けられます。この感覚が意外に大事なのです。仕事を投げる側が、いちいちメールを開いて「お世話になります。次回のメルマガですが、テーマは〇〇で…」というような面倒なことをしなくてすむ距離感が、チャットアプリにはあるのです。
それに、ランサーズやココナラなど仲介サイトも豊富にあります。
自分のレベルに合わせてお小遣い感覚からスタートしてみるのもいいかもしれません。
さらにコンテンツマーケティングが台頭した現在では、クライアントがブログにして、画像にして、動画にして、表現したいこと・記録したいことが山のようにあります。むしろどれだけメーカーやショップの思いをWEBに載せられるかが現在のECの戦いのキモです。そこに手間をかけ、力を尽くすには女性の力が欠かせません。今こそ女性の在宅ライターが求められている時代だと感じています。
④在宅ワークのデメリットはないの?
一方で、在宅ワークに関して不安な点もないわけではありません。最初は仕事も少ないでしょうし、不安定だという要素もあります。でも、それは今の時代はどんなお仕事でも一緒です。私も最初は文字起こしがメインのお仕事でしたが、photoshop、illusutrator、WEBデザイン、コピーライターと少しずつ少しずつ範囲を広げて(もちろん失敗も山のようにして迷惑も山のようにかけて)積み重ねてきました。それは誰でも同じことなので心配することではありません。大切なのは、仕事をくださったその人に真摯に向き合って信頼を獲得することです。そうすれば長くやっていてこれほど柔軟な仕事もないと思います。
⑤まとめ
ライターに限らず、女性が家庭にいながらにして仕事をすることが可能になれば、教育の面・介護の面でも目覚ましい変化が訪れると思います。
(もちろんそれは男性も同じです。)
近い将来、教育ではオンライン授業が始まるでしょう。このとき、家にオンライン授業をサポートする大人がいるかいないかではまったく子供の成長力が違うのではないかと私は感じています。「お母さん、ルネサンスってよくわからないんだけど結局どういうことなの?」「そうね、お母さんもよくわからないから一緒に調べてみよう」とか「僕、数学は嫌いだけどなぜか確立だけはよくわかるんだ」「そうなの?すごいね。じゃあ確率の問題を出してみるから解いてみて」こういった些細なやりとりが、子供の急成長を促す第一歩でもあると思うのです。
その瞬間は、いつでもあるようで決して多くはありません。その瞬間を逃さず、子供の芽を伸ばしてやりたいと思うのであれば本当に在宅ワーク・リモートワークはおすすめです。
人々の「生活の軸」が会社ではなく家庭に戻ってきたとき、
大人の目が届きにくくなりつつあった学校や地域にまた大人が戻り始めるでしょう。
誰もがやりたがらなかったPTA、町内会ももっともっと活性化して
盆踊りや地区の運動会、花火大会やスポーツクラブも再び盛り上がるかもしれません。それは社会の活性化と言う面だけではなく、人々の人生を潤し、地域を潤し、そして社会を潤す一翼を担うと私は信じています。
もし、在宅ワークに興味がおありで、少し二の足を踏んでいる方がいれば
私のようになんとかなったという人もいるということ、そしてこれからの社会ではきっと求められる存在であるということをお伝えしたいと思います。
あなたのリモートライフが、輝きますように!