アラフィフを迎えて
これからどのように豊かな心で過ごしていくか
Webライターという職業との出会い
私は、今年で52歳を迎える。
今まで、歳をとった自分はあまり想像せずにきたが、さすがにアラフィフ、さて、私はこれからどう生きていこうか、ふと考えた。
先日、ママ友に勧められた本を読んで、私は、今度生まれ変わってもこの人生をえらぶのか・・・とふと考えた。
勧められて読んだ本とは
「今度生まれたら」著者 内館牧子 である。
この本は、とても面白くて、3日で読破してしまったが、感想などは、今回記載せず。
やっぱり、この人生を選ぶ・・・とだけ心に決めて
今までの人生
私は、3人姉妹の真ん中で育ち、自営業の父母に育てられ、裕福ではないが、お金にそれほど困ることなく、平凡だが楽しく過ごしてきた。
私が大学受験をした当時、女性は短大や専門学校にへ進学する方が多く、私も、四年制の大学のことは考えずに、短期大学を選択した。
その後、高校生の時からの憧れの航空会社の地上職へ就職。
厳しいながらも愛のある先輩、同期に恵まれ、4年が経ち、高校時代からお付き合いをしていた主人と結婚。
結婚後仕事を1年続けたが、休み、勤務時間のすれ違いが多く、退職。
夢に見た専業主婦生活は、私にはつまらなく感じ、すぐに派遣会社経由で、大手製薬会社の受付に。
その後、長男妊娠を機に、退職。
これまでの人生、何の不満もなく、家族、友人にも恵まれ、楽しく過ごしてきた。
しかし、私に待ち受けていた試練・・・
まさかの
心から望んでいた子どもであったのに、子育て・・・というか生きていくのがつらくて仕方がない。産後のホルモンの影響(医者によると)で、うつ病に。
一気に辛い生活に変わった。
長男は、お腹、皮膚が弱く、ちょびっとのうんちを何回もするので、お尻が、お猿のお尻のように真っ赤かにただれてしまう。その度に、お尻だけ洗面器で洗って、清潔にするのだが、1日何回も何回もあるので、なかなか治らず、見ているこちらが辛くなるぐらいのお尻だった。今思えば、母乳アレルギーだったのではないかと思うが、その当時は、そんな知識もなく、周りにも、ミルクに変えた方がいいと言ってくれる人もなく、ストレスで出の悪くなった母乳を、ひたすら与えていた。
長男のお尻問題のせいもあったのか、産後のホルモンバランスが崩れたのが原因なのか、とにかく、今まで、楽しく過ごしてきた生活が全く出来なくなった。
まず、朝起きると、1日が始まってしまうことへの恐怖に襲われ、主人が出勤すると言ったら、留守の間の一人育児の不安で泣く、息子が泣いたら、ご近所さんに虐待を疑われないように、ずっと抱っこして過ごす。今日は息子に、半袖を着せればいいのか、長袖を着せればいいのか判断できずに、一歩も外に出れず。
今考えれば、どっちでもいいのだが、うちの子だけ半袖だったらどうしようと真剣に悩む。
当然、テレビを見ても、何一つ面白く感じなくなり、見なくなる。
さすがに、産後半年してもよくならない私を実家の両親が心配し、実家に帰って来たらと声をかけてくれた。まだ両親は働いていたので、迷惑かけまいと、なんとかやっていたのだが。
しかし、実家に帰った途端、私のうつ病の症状が重くなり、息子は保育園へ預け、送り迎えだけなのに、それすら辛く、次第に死を考えるように。
子どもも育てられず、生活もままならないようなら、大好きな主人とも別れて、主人は子育てのできる女性と再婚した方いいのではないか。・・・いや、絶対その方がいい。私はいらない存在だから、消えてしまおうと。
今まで生きてきた人生の中で、後にも先にも、この時以外、死について本気で考えたことは無い。
幸いよい保健師、よい医者に恵まれ、今に至って、元気に過ごしているが、本当にこの時は危なかったと思う。
良い医者に出会うまで、中々時間がかかってしまったので、かなり、長引いてしまったが、何とか普通の生活を送れるようになった。
途中、娘にも恵まれたが、うつ病再発し、長男のときほど酷くはないものの、二人とも保育園にお世話になった。
それから、体調が落ち着き、パートで働けるようになった。銀行事務、ファーストフード店、ファミリーレストラン、ピザ販売、工場、コンビニエンスストア、とやってみたい職業を体験した。
一番長く勤めたのは、トータルで10年を超える銀行事務である。
銀行事務は、ローンの事務、預金の事務、事務センターで振込専用の事務など。
ローンと預金の事務を支店でしていた時に、資産運用の担当のお手伝いをしたことがあり、少し投資に興味を持った。
初めて投資信託を始めたのは、その時だ。
ファイナンシャルプランナー3級の資格も取ったのもこの時だ。
子どもたちが小・中・高学生の頃は、習っていたバスケットボールに一緒に夢中になり、土日はほぼ、試合や練習試合の付き添いなどで過ぎていった。
今思えば、とても楽しく、充実していた。
子ども達が大学生と社会人になった今、土日も自分達だけの用事で過ごすようになった。
さみしいようなホッとしたような。
そして今後
これまで、子育て、病気、仕事など、色々経験してきて、これからは、自分のやりたいことをやって行きたいと思った。
お金も、自分の為に使い、楽しんでいかないと、健康でいれる期間も期限があることを実感するようになってきた。
そこで、考えてみた。
はて、やりたい趣味って何だろう。激しい運動は好きでないし、去年始めたホットヨガは、最後まで楽しいと思えず、ちょうど1年で辞めたし。
やっぱり旅行しかない。
コロナで我慢していたが、やっと先日、京都や宮古島へ行き、とても楽しく、心から、幸せを感じた。綺麗な景色を楽しみ、その土地の美味しいものをいただく。一番心許せる家族と一緒に。
今後は、体の動く限り、色々なところへ旅行を楽しみながら、過ごしていきたいと思った。それには、先立つものが必要で、旅行しながらでも稼げるWebライターの存在を知り、これだ!!と思った。
コロナで我慢することも多かったが、コロナがあったからこそ、やりたいことに出会えたとも思った。
あとは、少しずつ、資産運用の勉強を続けて、少しでも、老後資金と旅行資金に困らないようにしていきたい。資産運用については、今後、もうすこし踏み込んでいきたい。
そして、お金に困らず、自由に余生を過ごせるよう、Webライターとして活躍したい!!
子どもが大きくなった今だからこそ、何にも縛られずに、自分の好きなように暮らして行きたい。死ぬときに、後悔のないように。