2024.6.24 夕ごはん 赤玉ねぎと豚ばら焼肉のっけごはん
大学生の頃下宿させてもらっていたわたしのおばあちゃんは、毎晩お月さまをみていた。同じお月さまをみている、とある大切な人に想いを馳せるのだ。わたしは毎晩、帰り道に見た月のかたちをおばあちゃんに報告して、特別にきれいな日は喜んで、一緒に夜風にあたりながら月をみたものだ。 ちいさな子どもたちと家にいると、しばしば途方もない孤独を感じる日がある。たまらなくなって、遠方の母に電話をした日、母は「すぐに駆けつけられなくてごめんね。でも、だいじょうぶだよ。同じ空でつながっているんだよ」
2年ほど前から、西新へ行く用事があると、プラリバのハニー珈琲へ美味しいコーヒー豆を買いに行くことは、私の楽しみのひとつになった。ハニー珈琲で豆を買うようになったきっかけは、たなまち農園が創業したての頃から、代表の井崎克英さんが野菜セットをお取りくださっていることだ。(井崎さんには、ここには書ききれないほど、本当に良くして頂き、感謝し尽くせません) 先月、西新店の店長の貴島さんが、試飲用の紙コップを受け取ったわたしの荒れた手を見て、「わあ、頑張ってる手だあ。お母さん、ありが
明日のことを考えたら、眠らないとと思うのに、赤ちゃんの授乳の合間に、時々目が冴えてしまう夜がある。ましてや、よく言われるブルーライト、とかのことを考えたら、真夜中にこんな書きものをしていて良いのかなあとふと思うけれど、何か書かずにはいられない時がある。 一昨日、市民プールで泳いだ帰りの車中、峠の道で雷が夜空をぱっと照らした。家に着くと、再び落雷の音が重く響いた。12月に雷を見たのは、恐らくこれまでのわたしの人生で初めてだと思う。 昨日、家の中で大きな蚊が、暑くてセーターを捲
20時過ぎ頃、明かりを落とし、やわらかな間接照明を灯して、3歳の息子に絵本を読んだ。布団の上で胡座をかいたわたしの背中側には、ちいさな寝息を立てて、5か月の娘が眠っている。今晩息子は「ゆきのひのうさこちゃん」を持ってきた。この絵本は、わたしが24歳の頃に、大好きな松浦弥太郎さんの「COWBOOS」で買った。石井桃子さん翻訳の特別な一冊だ。石井桃子さんの生きた時代の日本語の美しいこと。声に出して読むと、凛とした響きがあって心地よく、背筋が伸びる感じがする。わたしも子どもの頃、