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外国人介護人材に選ばれる横浜に!

令和5年度 横浜市会第3回定例会
局別審査(健康福祉局)①


1. 外国人介護人材の積極的な受入れに取り組む狙い

 はじめに、外国人介護人材の受入れについて、伺います。
 これまで本市では、今後、ますます増加する介護ニーズに対応するため、外国人介護人材の受入れ支援の取組を、他都市に先駆けて、実施してきたと認識しています。そこで、

(質問/田中)
外国人介護人材の積極的な受入れに取り組むねらいについて伺います。

(答弁/高齢健康福祉部長)
 介護ニーズが増加する一方で、生産年齢人口の減少が見込まれています。
 必要な介護サービスを提供するためには、国内の人材だけではなく、外国人の活用が必要と考えています。
 このため、横浜で介護の仕事を希望する外国人に対し、現地で介護や日本語の研修を実施し、市内の施設とマッチングさせることで、人材を確保してきました。
 受入施設からは「職場が明るくなった」「教育を通じてサービス向上につながった」などの声を多く聞いております。

2. 受入れ後の外国人介護人材に対する支援の取組状況

 外国人介護人材が、市内の事業所に採用された後、介護職員として、活躍し定着して頂くには、受入れ後の支援が大変重要です。そこで、

(質問/田中)
受入れ後の外国人介護人材に対する支援の取組状況について伺います。

(答弁/高齢健康福祉部長)
 介護の実務に役立つ日本語研修等を実施しているほか、国家資格である介護福祉士の取得支援に取り組んでいます。
 また、法人に対し住居の借上費用を補助することで、ご本人は負担なく近隣の借上住居に住むことができます。
 さらには、外国人介護人材を受け入れる施設の職員を対象に、接し方やサポートの方法などを学ぶ研修を実施し、外国人介護人材が働きやすい環境づくりを支援しています。 

3. 外国人介護人材に横浜が選ばれるために、更なる支援策の充実に取り組むべき

 日本語の困難さに加え、近年は円安の影響などから、日本で働く魅力が低下しているとの声を聞いています。
 このような状況でも、優秀な外国人介護人材の方に、横浜で働くことを選んで頂く取組をさらに進める必要があります。そこで、

(質問/田中) 
 外国人介護人材に、横浜が選ばれるために、さらなる支援策の充実に取り組むべきと考えますが、見解を伺います。

(答弁/危機管理室長) 
 外国人介護人材から選ばれるためには、行政と事業者が一体となりまして、外国人が働きやすい環境づくりを進めていく必要があると考えています。
 引き続き、住居費用の経済的負担の軽減や、一人ひとりの日本語能力や介護技術のレベルに応じた研修プログラムを実施するほか、市内で働く外国人介護人材の交流会を通じた仲間づくりの支援など、現場の声も聴きながら、外国人介護人材への支援策の充実を検討していきたいと考えております。

 是非、外国人介護人材の方に、「横浜で暮らし、横浜の介護現場で働き続けたい」と思って頂けるよう、親身な受入れ体制の整備定着支援に、取組んで頂くことを要望し、次の質問に移ります。


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