言葉にできないもの

言葉に言い表せない、ただ理解だけがあるような、一撃のような夢というのがあります。それは爆撃かのような冴えわたる意識で、崇高な感動の先にあるような、まさに言葉にできないものです。こういった夢を体験したということは、この体験をできるほど進化しているということであり、この体験を言葉にできるほどには進化していないということです。

言葉にできない体験や、言葉にできない思いにウットリするのは、その人の好みですが、あまり進化するには好ましくなく、言葉にできないその自分の世界に閉じこもることになります。水が風によって傷つき、言葉にすることに痛みを感じるというのは、その水に浸っていたいということで、理解したくない思いがあるということです。

夢が進まないと感じるとき、理解しきれていないものがあるかもしれないし、言葉にしきれていない印象があるかもしれません。浸っている世界は、ソードによって切り開くことで出ることができます。

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