![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/3734582/rectangle_large_71dcb655ba6b71002d4a203bd656e89a.jpg?width=1200)
着物を読む(趣味は着物と言えるまで9)
着物を着るようになってから、その関連の本も読むようになりました。コーディネートや専門書、というよりは随筆のような読みやすいもので、写真もいくつか収められている、というものが好きなようです。
読んで良かったものをいくつか挙げると…
・琉球布紀行
・きもの箪笥
・一色一生
・幸田文の箪笥の引き出し
・着物あとさき
・きもの自在
・きもの美
・檀流 きもの巡礼
・魂の布
などなど…。澤地久枝さんの『きもの箪笥』にある親友・向田邦子さんとのエピソードに胸が熱くなり、『きもの自在』で着物とは魂の衣服という理念に胸が熱くなりました。とりわけ
何でもたやすく手に入るという近頃の風潮が、どれ程私たちの人間をゆがめ。冷酷にしているかわからない。
という『きもの美』の文章は、着物と一生付き合っていこうと決めるきっかけにもなりました。
きものの“き”は、着であり気なんだと思っています。