腱鞘炎ドケルバン病
本日は腱鞘炎について
皆さん認知されていると思いますが
この症状は基本的に手の使い過ぎです
例えば、デスクワークでパソコン作業、字をたくさん書く等
その他、育児中のママ、受験生にも多いです
私も職業柄、マッサージで手先を使うので新人の時は手が痛かった事を覚えています
腱鞘炎で問題となってくるのは
手を広げると親指外側に出てくるスジ(腱)が炎症を起こしてきます
主に短母指伸筋、長母指外転筋
筋肉は硬い組織(腱)を介して骨に付着します
指先、手首を動かす為の筋肉(腱)は腱鞘と言うトンネルを通過して指先に付着します
腱鞘炎はそのトンネルを通過する時の摩擦が増えることによって症状が出てきます
雑談
鞘(さや)とは刃物の身の部分を包む覆い
つまり、腱鞘炎とは腱を覆っている腱鞘の炎症
そのまんまですね、すみません
学生の頃イメージしやすかったので
実際の症状、程度は人それぞれ
段階として
①腕の怠さ、親指の違和感、そんなに痛みは感じない
②手を使った時の不快感、時々痛む、治療する程でもないと考える
③痛みがはっきりしてくる、痛みの継続、使った後に熱っぽさ、腫れ
④激しい痛み、手を使いたくない、安静時でも痛い、顕著な腫れ
だいたいこんな感じですかね!?
腱鞘炎の分類はないので個人的な、、、
治療に来院される方の大半は
上記の③くらいになってようやく来院されます
本来であれば違和感を感じたら治療したいですね
治療としては
炎症が強いのであれは自然治癒を即す治療、基本安静固定です
固定する程の症状でなければ問題となっている筋肉。その他、問題となっている箇所(前腕、上腕、肩周囲)をアプローチしていきます
具体的には一人一人違うので省略
何度も再発を繰り返す方、長期に亘って症状に悩まされている方等は病院を進める場合もあります
断続的に負担を掛けていると症状も悪化していきます
たがか腱鞘炎と思わず
早めの対処、ケアをしましょう