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透明少女
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透明少女について話させてもらう
number girl の「透明少女」という曲から僕の
この思考が始まった。
この曲の考察調べてもらったらよりわかりやすいと思うんだけど、
夏の終わり、でもまだ暑い日のこと
街角でふとすれ違った子だったり、クラスの可愛いあの子だったり、詳細は分からんが無意識に惹かれる、見てしまう子はいるでしょ。その子が夏の繁華街で援助交際かなんだか分からんが(歌詞では"桃色作戦"と表現している)チャラい自分とは違うタイプの男とかおっさんとかに手を引かれて消えていく。その子は嘘っぽく笑ってる。そんな姿を自分は見ているだけであの子はどうなっていくんだろう、どんな子なんだろう、あの笑顔は本当なのか、嘘なのか。真実はわからないけど考えてしまう。月日が経ってその記憶は消えかけていくけどたまにふと思い返したりする。(歌詞ではその様子を記憶、"妄想に変わる"と表現)
全ては早計なのだが、あの瞬間惹かれたあの子は本当に存在したのか、確かに存在したけど鮮明には思い出せない、そう例えばあの子が透明少女って訳よ。(向井さん風)
ここまでが考察・解説というか感想というかで
ここからが僕の思考↓
これまで学校で見てしまっていたあの子、街角ですれ違ってみてしまったあの子、ちょっとしたきっかけで話す機会があったあの子、そして普段からよく喋る身近なあの子だけどたまに魅力的に感じて見てしまう瞬間
そういった感覚は誰にだってあるんじゃないかな
その子と話したり遊んだりしてる時は感じないがその後少ししてから思い出すその風景。でも鮮明には思い出せない。その感覚が愛しい。
もう二度と全く同じ感情で同じ状況は繰り返せないけどあの時間が恋しくなる。それは鮮明に思い出せないからこそ。その時その子が自分のものになっていないからこその感覚。
身近なあの子との何気ない日常も終われば思い出してしまう。普段好きではない子も時に透明少女になり得る。この感覚は永遠だと今は思うね
君にとっての透明少女も1人じゃなくたくさんいるし、全員が透明少女なのかもしれない。男同士でもそうで、非日常を共に過ごしたあの記憶を鮮明に思い出せない感覚は恋しくなり、透明少年もたくさんいる。僕にとって友達の君たちも透明少年に思うことがある。
記憶が鮮明に思い出せず妄想に変わっていくこの感覚が愛しくてたまらないし、こういう時に生きていて楽しいと思う。
手に入らないからこそ美しいこともあるよね
この感覚を君と共有したかった
最後まで読んでくれた君ありがとう
何卒