Chat GPT にキャリア相談してみた話。

久しぶりの更新です！
今回は、話題のAIチャットボット「Chat GPT」にキャリア相談してみた話です。

周囲の友人がChat GPTにさまざまな質問をしているのをTwitterで見て、私もよくご相談を受けるキャリア相談の内容を聞いてみました。

いろいろと質問をしてみて、どれもなるほどなぁという面白い回答ばかりだったのですが、3つほど印象的だったものを以下にまとめてみます。

まずは「自分のやりたいことがわかりません。どうしたらいいですか？」という質問です。

「あなたのWill（意志/やりたいこと）は何ですか？」とは、今後のキャリアを考えるうえでよく問われる内容です。しかし、「Will」がわからない、見つからない…そんなご相談が多いのも事実。では、Chat GPTのアドバイスを見てみましょう。

自分のやりたいことがわからないときは、一度立ち止まって過去や現在の自分自身の内面を見つめてみて、心がひかれることや興味関心を掘り下げるのは有効な手段です。

また、自分のことは自分ではなかなかわからないもの。キャリアカウンセラーなどのプロに相談するのもおすすめではあります。最近はオンラインのキャリア相談サービスも増えてきているので手軽に相談できるようにもなってきています。

次にこれもキャリアに関連してよく聞かれる質問のひとつである、「自分の強みはどのように探したらいいか？」も聞いてみました。

たとえばキャリア系のワークショップでは、縦軸に満足度（充実度）、横軸に過去の年齢（時間軸）をとったグラフである「ライフラインチャート」を書いて自己分析をし、自分のモチベーションの源泉を探ったり、強みを見いだしたりしていきます。アセスメントツールの活用も有効だと言われています。

最後にこれもよくご質問いただく項目のひとつ、「フリーランスになるために必要なこと」についても聞いてみました。

フリーランスとは、「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」（※）なので、「売りになる専門スキル」があるのは大前提。

加えて、クライアントと約束した期限と成果を達成する自律性・セルフマネジメントスキルも大切だと私は感じています。

Chat GPTの回答では税金や保険関連の対応を自分でおこなうことの重要性にも触れていたのが印象的でした。

フリーランスは、実際、個人的な人脈経由で仕事を獲得している人が圧倒的に多いのですが、ネットワーキングの重要性についてもChat GPTはふれていました。

いかがでしたでしょうか？私の印象としては、抽象度の高い質問に対しても、それなりにまとまった意見をのべてくるんだな…と正直かなり驚きました。日本語もとても自然です。

これ自体ですべてが解決されるわけではないけれど、ふと疑問に思ったことがあったときに質問してみて、示唆を得たり、方向性を確認したりするうえではとても便利なツールだと感じました！

引き続き、キャリア系の質問もいろいろとしてみたいと思います。

（※）一般社団法人プロフェッショナル＆パラレルキャリア・フリーランス協会ホームページより