【そのうちちゃんと書くかものメモ】サンプルVRMがある場合のVRC向けアバターのお洋服着せ替えVRMの作り方
VRM Converter for VRChatを使用したVRMの作り方を記述する。
VRM Converter for VRChatをインストールする
VRChat CreatorCompanion (VCC/VPM) のコミュニティリポジトリとして、以下のURLを追加します。 https://esperecyan.github.io/VRMConverterForVRChat/registry.json ※以下のURLをクリックすることでもリポジトリ追加が可能です。 https://id.pokemori.jp/vrm-converter-for-vrchat
服を着せる
Modular Avatar (MA, https://modular-avatar.nadena.dev/ja) を使用して着せたい服を着せる。着せた後、アバターを右クリック->ma->Manual Bake Avatarを実行する。
MAで着せられない場合。帽子など、着せるものにhipボーンがないときはそのままではMAが着せてくれないので、MA Bone Proxyコンポーネントを使う。着せたいもののルートボーン、例えば帽子の場合は head ボーンもしくはそれに相当するボーンがあるので、そのボーンに MA Bone Proxy コンポーネントを追加する。追加したコンポーネントのターゲットの欄に、つけたい場所のボーン(この場合アバターの head )をドラックアンドドロップする。その状態であればオブジェクト右クリック->ma->setup outfitが正常に動作する。
カチカチVRMを出力する
Unityメニューから、VRM0->Export VRM 0.x…をする。名前とバージョンとオーサーを入力する。Exportを押す。保存場所を指定する。
カチカチVRMをインポートし、サンプルVRMからスプリングボーンの設定をコピーする
カチカチVRMファイルをインポートし、サンプルVRMからスプリングボーンの設定をコピーする。カチカチVRMファイルをAssetsにインポートする。ヒエラルキーに乗せる。サンプルVRMにあるコライダーを適切な階層にコピーする。なるるなさんのツールで作られたVRMであれば、コライダーはVSBとかVSKとかの名前で作られている。Unityのメニューから、VRM0->Open copyVRMsetting wizardをクリックする。ウィザードに従う。
ボーンの設定を頑張る
ボーンの設定を頑張る。secondaryという名前のオブジェクトにスプリングボーンの設定が集められている。例えばスカートのボーン設定が、デフォルトの服のスカートのものがあれば、着せた服のスカートのボーンに置き換えていく。コライダーが元のスカートに合わせた形で作られているのでスカートが爆発する。様子のおかしなコライダーを探してコピーして、無難な形のコライダーに設定しなおす。そもそもの服に存在しないボーンのスプリングボーンの設定を、add componentで追加し設定していく。
MToonに変更する
Mtoonの、rendering type を Opaque か、Transparent (with Z write)とかにいい感じに変える。Cull modeの設定で裏側も描画される。
ふわふわVRMを出力する
出力する。終わり。