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『高雄港の娘』関連企画まとめ(12/26更新)

新刊『高雄港の娘』(陳柔縉著、春秋社、アジア文芸ライブラリー)、訳者としてもできることをやろう!ということで、さまざまな方にご協力いただきながら、各種の企画を進めています。トークイベントやレビューなど、このページでまとめていきますので、ご参考ください。

🎙ラジオ出演

ラジオNIKKEI「A Trip To Taiwan」2025年1月3日放送

🖋書評掲載

『本の雑誌』2025年1月号:「新刊めったくたガイド」橋本輝幸

🗣東京でのトークイベント、アーカイブ有り〼

PRのため一時帰国して、時代背景のこと、台湾女性のこと、翻訳のこと、あれこれお話ししてきました。読書の手がかりとしてご活用ください。

マルジナリア書店様:アーカイブ配信

翻訳者・中村加代子さんとの訳者トークアーカイブ

この他にも11月の日本出張では、noteの読者の方が企画してくださった座談会、田中が在京の頃に参加していた読書会などでお話ししました。皆々様、本当に、本当にありがとうございました!

📚本書ご購入に関して

日本では全国各地の書店さんでお求めいただける『高雄港の娘』ですが、台湾の日系書店さんに確認したところでは、このような状況です。

ジュンク堂書店明曜店 取り扱い開始。お求めいただけます。
紀伊国屋書店 発注済み。12月から取り扱い予定。
TSUTAYA BOOKSTORE 要お取り寄せ

2024年11月27日現在

Amazonでは通常通りお買い求めいただけます()。また、アジア文芸ライブラリーの他の巻同様、Kindle版も発売しましたので、紙版でも電子版でもお好みのスタイルでご覧ください()。

🖋各界からのレビュー集

諸先輩方に発売前の段階で読んでいただき、読後のコメントを頂戴しました。読む人によって心に響く場所は違うものですが、バラエティーに富んでいるので、自分の以外の人が本作をどんなふうに読むのかなど、ぜひぜひご参考ください。

ジル・チャンさん「『高雄港の娘』が勇気をくれた」

近藤弥生子さん「台湾人にしか描けない社会がある」
note Voicy stand.fm

馬場克樹さん「台湾と日本のルポライターによる協業」
note Rti台湾国際放送 stand.fm

書店員R.H.さん「もっと穏やかで平和な人生が歩める努力を」

片倉真理さん「日本語世代の記憶を語り継ぐ」
 note stand.fm

安田峰俊さん「未知の高雄を起点に女性史を描く」

お相手によっては音声配信プラットフォーム「ラジオ台湾ひとり研究室」でご感想を伺いました。テキストでも音声でもお楽しみください。

✍️訳者あとがき、公開

版元である春秋社さんのサイト「webはるとあき」で、訳者あとがきが公開さました。最初に書いた原稿は編集さんからダメ出しをくらい、改めて訳者あとがきの役割を自分の中で再構築する作業となりました。その時に編集さんからもらったフレーズがこちら。

「翻訳という営為は言葉を翻するだけでなくその文脈である言語文化と社会の差異をつなぐものであって、言葉を翻することでカバーできないぶぶんを訳註やあとがき(というにせよ解説というにせよ)で補足するものだと認識しています」

つなげるものになったかどうか、ご一読くださいませ。

🗒公開!翻訳書ができるまで

このnoteで1年間、週1回更新で連載していた試行錯誤の進捗レポートです。依頼や関係者へのインタビュー、そしてどんなふうに考えて訳出したのか、参考にしたサイトや史料などを公開しています。有料定期購読マガジンでスタートした企画ですが、連載終了した今は、まとめて500円でご購入いただけます。翻訳の裏側に興味がある方はこちらをご覧ください。

#️⃣ハッシュタグ企画、参加者募集❗️

SNSをお持ちの方も大勢いらっしゃると思います。よかったらハッシュタグで読後の感想をシェアしていただけませんか。上でご紹介した各界からのレビューはおおよそ1000字〜と長めのものですが、短くてもOK! あなたの率直な気持ちを教えてください。以下のハッシュタグをつけて投稿してください。

#高雄港の娘

私はX(旧Twitter)、Instagram、Threads、Facebookにアカウントがありますので、そちらでハッシュタグ企画の開始を投稿しておきます。そこにレスする形でもよいですし、別途投稿にタグをつける形でも構いませんので、どんなふうに読んだのか、ぜひ教えてください。

いろんな読み方ができる1冊だと思います。皆さんがどんなふうにお読みになるのかとても楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。


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田中美帆|『高雄港の娘』春秋社アジア文芸ライブラリー
勝手口から見た台湾の姿を、さまざまにお届けすべく活動しています。2023〜24年にかけては日本で刊行予定の翻訳作業が中心ですが、24年には同書の関連イベントを開催したいと考えています。応援団、サポーターとしてご協力いただけたらうれしいです。2023.8.15