田中美絵

コピーライター/インタビューライター。経営者や文化人の取材執筆が朝日新聞「仕事力」など…

田中美絵

コピーライター/インタビューライター。経営者や文化人の取材執筆が朝日新聞「仕事力」などで2,000人を超え現役続行中。「人は質問されるのが大好きなのだ」と経験し、聞き上手へのヒントをお伝え中。実話エッセーに『ダンナ様はFBI』がある。

最近の記事

人前で話すのは苦手ですよね?

もちろん、私も苦手です。 泣きたい経験がけっこうあります! 残念ながら、いくら多くのインタビューの仕事をしても 自分が人前で話すことはうまくなりませんね~。 だから思い出したくない黒歴史は 本当に本当に身悶えするほどあるのですが。。。。 「簡単でいいですから」なんて言われて断れない。あなたはどうですか?で、10年くらい前、苦し紛れにある話し方教室に通いました。 週に1回、夜7時から2時間で半年コース 参加者は仕事をしている方が8割、学生さんが2割。 教室にぞろぞろ集まって、

    • ターケル先生の激インタビュー

      私をインタビューの世界に連れて行ってくれた! というより、そっちの世界へ突き飛ばされたというべきか!? 1983年5月日本語版刊行 スタッズ・ターケル著『仕事!WORKING』 なんと37年前なんですね。 みなさんはまだ生まれていなかったかもしれません。 そんなはるか昔に、私は新宿紀伊国屋書店の2階で このとんでもない一冊に出会ってしまいました。 1982年ころから、私は「取材・文」と記名される インタビューの仕事をボツボツ始めていましたが 広告が新時代を迎えていて、本業

      • 言葉の嫁入り道具?

        おばあちゃんの話は、ダイヤモンドテクノロジーがどんどん進化しているから ある年齢以上の人は、パソコンもスマホも 使うのをあきらめてるみたい。 私だって息切れしながら、何とか仕事してます。 でも、デジタルからこぼれ落ちた 素晴らしい言葉の世界ってあるんですよね。 それが意外に人を支えたりする。 今回は女性編です。 若い頃は、おばあちゃんて昔気質で お説教臭いことばっかり、と思ってたかも。 私もそうだった。 ある時、高齢の伯母がいつも口にする言葉 「人は良きを見、朝は〈気〉を

        • 照れくさいを超えちゃえ

          インタビューしよう、お母さんに1~2年に一度でもいい 30分でいい お母さん個人の話を聞いてあげる。 「何よ、急に」って、いわれても お茶しようよと言って、インタビュー。 インタビューの基本は3つ。 うなづくだけ、さえぎらない。 さり気なく、ゆっくり、ときどきは聞いた言葉を繰り返す。 お母さんとあなたで言葉の量は、9対1くらい。 まあ、あなたはいつもより静かにしてるってことw 例えばこんな、日常より数センチ近づく質問はどうですか。 このなかの一つでも、十分! 若い頃は

        人前で話すのは苦手ですよね?

          誰でもインタビュー、始めよう。

          **きっと会話がラクになる。** こんにちは。田中美絵です。 コピーライターとインタビューライターをおよそ30年やっています。 2000人インタビュー達成記念で(笑)、noteを始めます。 ちょっとイメージしにくいかもしれませんね、2000人という数。 私の場合は、毎週欠かさず新聞に1本の取材記事を書き、年に50人。 並行して月に8本になることも何年かあったので ほぼ33年かけて2000人になりました。 尊敬する草間彌生さんやオノ・ヨーコさんへのインタビューは

          誰でもインタビュー、始めよう。