人が少ないマンハッタン、あまり変わらないベイリッジ(ブルックリン)|今日のNYC|TUE|2020.10.13
Published 7:00 am
Photo|Shintaro Tanaka|Tomiz Cafe @ Kinokuniya Bookstore, Manhattan|2020.10.12
掲載|ニューヨーク情報共有
みなさん、おはようございます。
現在、「本日のNYC」を実験的にのnoteでお届けしております。見やすい、見づらいなど、ご意見ありましたら、こちらでも、ニューヨーク情報共有での投稿のコメント欄にご記入ください。
人が少ないマンハッタン、あまり変わらないベイリッジ(ブルックリン)
写真は昨日訪れた、紀伊國屋書店ニューヨーク店の2階にあるTomiz Cafe(元Cafe Zaiya)で撮影したものです。友達のMasakoさんが働いているので、久しぶりに顔を見に寄りました。朝から夕方まで店を切り盛りするMasakoさんは、コロナ禍前に主な客だった近郊のオフィスに務める人たちが戻っていないのではないかと語っていました。
僕の場合、週に1度あるかないかぐらいの頻度で、マンハッタンに出ます。その前提でのお話ですが、大きな駅の構内はお決まりのように閑散とした雰囲気がいつも漂っています。また利用する路線はRとN、乗ってもグリーンラインにほぼ限られますが、早朝を除いて、乗客は毎回ぽつりぽつりという印象。コロナ前にはぎゅうぎゅう詰めの車内で半数ぐらいいたスーツ姿の、いかにもビジネスパーソンという格好の老若男女をほとんど見掛けなくなりました。
Masakoさんの話を聞いて、検索してみたら、9月末のウォールストリートジャーナルの記事を見つけました。
記事によるとマンハッタンのオフィスに復帰しているのは10分の1程度だそう。7月に外出規制が解けて、制限がかかりながらもオフィスに戻れるとなった際にもほとんど戻っていないと報道されていました。全米でも戻っているのは4分の1程度だそうです。あらためて、人やものがマンハッタンに集中するという構造も変わってきているんだなと実感しました。
ただ、一方で、地上というか、おもてを歩いている人は少しずつ増えているように思います。また、うちの近くやブルックリンで出掛ける先々では、人出は以前と変わっていない印象、レストランなどは屋外に人が結構います。エリアによってかなりカルチャーは違うと思いますが、これから人の動きがどう変わっていくのか見極めていかないといけないなあ、と思わされた日でした。
ちなみに、TOMIZ CAFE、ザイヤ時代から変わらず、パンも焼き菓子も美味しいです。ご近所さんは、ぜひご贔屓に。
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「これら力を入れるのはデリバリー。新ブランドBrooklyn Rice Bowl 立ち上げ」with 小泉聡之(和参ブルックリン)
新型コロナ関連情報|updated 2020.10.13
ニューヨークタイムズ紙の統計による、昨日10月12日の、1日の新規の新型コロナウイルス感染陽性者とCovid-19が原因とみられる感染陽性者の死者数は下記の通りです。カッコ内は前日との比較、「%」は過去7日間の平均の、14日前との比較です。
全世界
陽性者|288,631人(7412↑)14%増
死者数|3,896人(47↓)1%減
全米
陽性者|45,929人(1596↑)19%増
死者数|351人(68↓)5%減
ニューヨーク州
陽性者|1,032人(111↓)64%増
死者数|17人(13↑)26%増
ニューヨーク市
陽性者|396人(73↓)84%増
死者数|7人(6↑)17%減
全米のCovid-19の感染陽性者入院患者
35,056人(1028↑)
*ニューヨークタイムズ紙が発表している統計数は後日修正されることもありますので、増減はあくまで目安として見てください。
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