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【SNSマーケ】複数人で企業のX(旧Twitter)アカウントを運用する方法
本記事では、機能の上手な使い方と、有料部分にはなりますが、実際にコントリビューターを使っている企業の実名事例紹介、チーム運用で売上貢献できるSNS運用方法を紹介します。
これを理解するだけで、ポスト作成以外にもXの運用案件を請け負える提案となっていますので、興味あればご購入ください。
企業や組織が公式Xアカウントを運用する際、複数のメンバーが協力して投稿やDMを管理する必要があります。
しかし、公式スマホアプリでは制約が多く、特にコントリビューター権限での投稿やDM閲覧が難しい場合があります。そこで色々と試行錯誤したのですが、ブラウザ版XをPWA(Progressive Web App)としてスマホにインストールする方法が有効でした。
コントリビューターとは
Xには、公式からアカウントの共同管理機能がリリースされています。
Xアカウント権限の付与機能を使うと、複数のユーザーが1つのXアカウントを効率的に共同利用できます。パスワードを共有しなくても、アカウントを共同利用するユーザーの管理や、役割の割り当てまたは削除を安全に行えるようになりました。
これを上手に使うことで、例えばアカウントを削除できるユーザーと、ポストやDMを確認できるユーザーを分けることができます。
アクシデントの防止や、人的リスクを下げることに繋がるため、仕事としてXするならぜひ検討したいところ。
チーム運用をスマホでできると嬉しいよね
効率的な投稿管理ができる
誤投稿や重複投稿を防ぎつつ、スムーズにコンテンツを発信したい
スプレッドシートなどに投稿内容を記載していく運用は面倒
迅速なDM対応ができる
問い合わせに素早く対応でき、ビジネスチャンスを掴みやすい
誹謗中傷といったネガティブなコメントを早く削除できる
スマホアプリではコントリビューター機能に未対応
アプリストアでDLできる公式スマホアプリでは、コントリビューター機能を使うことができません(2025/01/12 現在)。
Webブラウザではコントリビューター機能がサポートされているので、
PC版でブラウザからアクセスする
スマホのブラウザからアクセスする
といった方法で、本アカウントのメアドやパスワードを共有しないまま、Xアカウントの運用を委託できます。
PWA版Xを活用すると便利な理由
柔軟な運用環境
ブラウザ機能の活用: PCと同様の機能をスマホでも利用可能。
アプリ感覚での操作: ホーム画面から直接起動できるため、公式アプリと同じような使い勝手を実現。
効率的なチーム管理
コントリビューター機能の完全利用: 投稿やDMの管理がブラウザ版ではスムーズに行える。
リアルタイムの状況把握: チームメンバー全員が最新の状態を共有しやすい。
コントリビューターの設定方法
Xでコントリビューターを設定する方法は、公式のヘルプセンターに記載してあります。
仕様変更があってもこのページはアップデートされると思うので、一旦こちらを確認して見るのが良さそうです。
🔗 アカウント権限の付与機能の使用方法 - x.com ヘルプセンター
スマホにPWA版X(Twitter)をインストールする手順
以下は、AndroidのChromeブラウザを使用してPWA版Xをインストールする手順です。
iPhoneでもSafariの「ホーム画面に追加」機能を利用することで同様にアプリ形式でインストールできます。
1.ブラウザでXにアクセス
Chromeブラウザを開く
URLバーに「https://x.com」を入力してアクセス
公式アプリが自動的に起動する場合:
リンクを「長押し」して「新しいタブで開く」を選択
または表示される案内で「今はしない」を選択
2.PWAとしてインストール
ブラウザのメニューを開く(右上の「︙」アイコン)
「ホーム画面に追加」または「アプリをインストール」を選択
表示された指示に従い、ホーム画面にXのアイコンを追加
3.ログインと同期
ホーム画面からPWA版Xを起動
必要に応じてアカウント情報を入力し、ログイン
コントリビューターとして委任されたアカウントが表示されるので、切り替える
PWA版Xを使うことで実現する運用
以下にPWA版を使って実現できることを列挙してみました。
プロフィールアイコンからの切り替え: 簡単に委任されたアカウントに切り替えられ、管理がスムーズになる
リアルタイム更新: ブラウザ版と同様に最新の投稿やDMを即座に確認可能
予約投稿: キャンペーンやイベント告知をタイムリーに予約投稿
DMの一元管理: 顧客からの問い合わせを効率的に整理・対応
特に、スマホアプリ版でできない予約投稿機能がスマホから使えるのが良いですね!
PWA導入のポイント
プッシュ通知を有効化
DMやメンションの通知を受け取るために、ブラウザ側でプッシュ通知をオンにしておくことをおすすめします。
セキュリティ対策
コントリビューターの権限はしっかり確認して、意図しないミスが発生しないように気をつけましょう。
「本当はDMは見せないつもりだったのに見えていた」などがあると嫌ですよね。
ブラウザの互換性に注意
ブラウザによって、うまく動かないことがあると思います。
GoogleChromeを使っていれば問題ないことが多いですが、想定の動作をしないことがあれば、各ブラウザでの動作確認を行って最適な環境を探してみてください。
6. まとめ
複数人で企業や組織のXアカウントを効率的に管理するためには、ブラウザ版XをPWAとしてスマホにインストールする方法が非常に便利です。
ここから先は、実際にコントリビューター機能を活用して運営されていると思われるアカウントを紹介しています。
有料部分のコンテンツ
コントリビューター機能を使って運用しているっぽいアカウント事例紹介
コントリビューター機能を使っているアカウントの推測の仕方
Xをチームで管理することで可能になる売上貢献SNS運用戦略
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