プログラミング始めたヤツがアプリ開発を企画するなか苦悩している話
年明けクラウドファンディングに挑戦するレモンサワー大好き人間の話です。
先月レモンサワーLoverのレモンサワーLoverによるレモンサワーLoverのためのアプリを作りたいという記事を書きました。
その後、おいっ!おまえはどうしたいんだ?何をつくりたいんだ?と、自分自身と対話し、周りの方々にアドバイスをいただきながら企画が定まってきましたので、整理がてら記事に残そうと思います。
ブラッシュアップ前の企画概要
前段として、私はレモンサワー大好き人間です。飲みに行くことも大好きです。そんな私には悩みがあります。
美味しい・面白いレモンサワーにもっと出逢いたい!!
けれど現実は、どこも似たり寄ったりのレモンサワーしかない。。。
専門店やこだわりのレモンサワーを提供している飲食店はもちろんあるが、出逢える確率は低い低い。。。
今日何食べ行こうか? 焼肉食べたい! 焼鳥もいいね!!
何飲みたい気分? ワインかなー! たまには日本酒もいいねー!!
あるあるの会話ですが、そこにレモンサワー飲み行こうか!とはなりません。そりゃそうですよね。大衆的で、ある意味どこでも飲める。
レモンサワーはお店選びの基準にはならないんです。
私はそれが寂しくて、レモンサワーを基準としたお店選びが出来る、レモンサワーLoverがテンション爆上がり必須のアプリを開発しようと本気で思っています。
前置きが長くなりましたが、
Lemostgram(レモスタグラム)はレモンサワーLoverたちがレモンサワーに関する情報を投稿を出来ます。その情報を元に、レモンサワーLoverたちは新たなレモンサワーに出逢うことが出来ます。
せっかく出逢っても遠くにあるお店で行くことが出来なければショック以外のなにものでもないので、位置情報を取得できるようにして、近くのお店を紹介してくれる、そんなアプリを目指しています。
周りの方々にヒアリング
年明けクラウドファンディングに挑戦します。今までは意識したことのない世界でしたが挑戦するにあたり、先日自分なりに考察しました。
考察してみると、目を留めてもらえるようなファーストビューが大事。
そして、流し見しても内容が理解出来る伝達力(文章力・動画・画像)が大事。思わず支援したくなるくらいのプロジェクトに対しての想いやストーリーといった熱量が大事。
支援してくれる方も、
・共感者(プロダクトに共感して支援してくれる方)
・応援者(自分自身を応援し支援してくれる方)
・対象ユーザー(サービス利用者(購入者)のため支援してくれる方)
と様々な属性が存在することも学びました。
しかし、その前に、プロダクトが大事。
私はまだ企画を詰め切れていない状態ですので、まずは企画のブラッシュアップをと思い、応援者にあたる職場の上司と対象想定ユーザーにあたるお酒好きの同僚にヒアリングしました。
クラウドファンディングは流し見しても内容が理解出来ることが大事なので、ヒアリングの際は冒頭にご紹介した企画の一枚絵を元に企画概要をポイントを押さえて伝え、想いや熱量の部分は口頭で説明しました。伝えたいポイントは多々ありますが、端的に伝える練習として3分以内でと制約をつけてのプレゼンです。肯定ばかりでは企画の成長にならないので、あえて厳しいフィードバックをお願いしました。
①応援者にあたる職場の上司
お願いをした上司は、新店プロデュースや業態開発を手掛ける企画に長けている方です。
Q:お話したこのプロダクトは普及する価値があると感じますか?率直な感想をお願いしたいです。
A:感想としてはもったいない。広がるイメージが湧かないね。というより、お前自身が小さい枠で終わらせようとしているように感じる。企画段階で自分の枠を抜け出せないと人をワクワクさせることは出来ないし、その時点で企画としては成立していないし面白くないと思う。企画をもっと育てることを意識して練り直したら?
見透かされているような気分でした。尊敬している方だからこそめちゃくちゃ堪えました。でも本当に有難いことです。言葉の如く、難が有っての有難いってことですね。
自分がやりたい企画なのに、実現可能範囲でおさまっていて挑戦することにビビっている。まだまだ自分に向き合う必要性がありそうです。
②対象想定ユーザーにあたるお酒好きの同僚
こちらの同僚は、お酒が好きで、レモンサワーも比較的飲んでいる方です。
Q:どんな機能があったら、Lemostagramを使ってみたいと思いますか?
A:機能というかまずは、投稿したくなる、その気にさせる何か工夫があれば嬉しい。それと、画像や飲食店名、所在地、価格、特徴と入力する内容が多くて投稿する時のテンプレートとか、なるべく簡単に入力できる機能があったら嬉しいね。
正直なところ、レモンサワーLoverが使うアプリなんだから利用者は楽しんでくれるだろうと思い込んでいました。想いだけ先行して、利用したくなる仕組み作りに目がいっていないことに気付きました。
フィードバックを終えて、企画ブラッシュアップ
いただいたフィードバックから、
①小さい枠におさまらずに企画をもっと育てる
②投稿したくなる工夫をつくる
③アプリ自体を利用したくなる仕組み作り
の3点に関して、自身に向き合い見つめ直しました。
その結果生まれたのがこちらです。
①小さい枠におさまらずに企画をもっと育てる
根本から見つめ直しました。私はレモンサワーLoverのためのアプリ開発をしたい。
誰に対して?私をはじめレモンサワーLoverのために
何のために?新しい・面白いレモンサワーに出逢うために
なぜ?似たり寄ったりのレモンサワーが多く、なかなか新しい・面白いレモンサワーに出逢えない
どのようにして?レモンサワーLover専用アプリ開発をして
等々見つめ直すなかで、ひとつ大事なことを思い出しました。
レモンサワーをフックに楽しい世の中をつくりたい
根本にこの想いがあります。
その規模で企画を考えた時に、アプリユーザー同士でアプリを育てるよりも、こだわりのレモンサワーを扱う飲食店を巻き込んだ方が面白いものが出来るのでは?と感じました。
そこで、元々考えていたアプリに、飲食店も参加出来るようにと考えました。
飲食店側も自店のレモンサワーを投稿出来ます。その行為自体が飲食店にとってはプロモーション活動です。InstagramやTwitterのアカウントを運用する飲食店は増えましたが、こだわりのレモンサワーをレモンサワーLoverにダイレクトに届けることが出来ます。
飲食店側のメリットとしては、
・アプリ掲載費は無料で出来る
・グルメ媒体(ぐるなび・食べログ等)と違い、予約送客手数料なしで集客出来る
・レモンサワーにまつわるクーポン掲載することができ、集客活動に繋げられる
があります。
加盟する条件としては、
・レモンサワーLoverたちが喜ぶレモンサワークーポンの掲載
・レモンマイルの使用(レモンマイルに関しては以下で説明します)
を想定しています。
レモンサワーをフックにして、アプリユーザーとアプリ加盟飲食店をつなぎ、双方にメリットを生み出す、新しいプラットフォームに進化しました。
②投稿したくなる工夫をつくる
レモンサワーLoverなら手間ではないだろうと思い込んでいましたが、よくよく考えてみると投稿するにも時間と労力が発生します。
そこで考えたのが、レモンサワーを投稿する度に貯まるレモンマイルです(1投稿=1ポイント)。貯めたレモンマイルはアプリ加盟飲食店で1ポイント10円換算で使用することが出来ます。
アプリユーザーにインセンティブを用意することにより、投稿を促すことが出来ます。と同時に、アプリ加盟飲食店側からすると、そのレモンマイルは集客ツールとして活用でき、一石二鳥の施策です。
③アプリ自体を利用したくなる仕組み作り
アプリユーザーはLemostagramを通して、アプリ加盟飲食店が発行するレモンサワークーポンを利用することが出来ます。
前述したアプリ加盟飲食店のメリット(掲載費無料、予約送客手数料なし)の代わりに、レモンサワークーポンの掲載していただきます。
こちらも双方にメリットのある一石二鳥の施策です。
アイコン
こちらは余談になりますが、Lemostgramは当初Instagramをモチーフにしていましたが、企画が進化したことにより、変更しました。
レモンの輪切りをモチーフにし、レモンサワーLoverと飲食店をつなげるレモンサワーの輪を表現しています。
厳しい意見のその先に
自分ひとりで考えているだけでは企画はここまで膨らまなかったと思います。
今回のフィードバックの他に、
・InstagramやTwitter上でレモンサワーLoverのハッシュタグをつけて流行らす運動をした方が、元々いる人が多いので効果的なのでは?
・Lemostgramという名前が先行して、企画内容が詰められていないのでは?
・そもそも何をやりたい?どんな状態が嬉しいんだっけ?
といった意見も頂戴していました。
様々な方に厳しめな意見をいただけたことにより、Lemostagram企画をアプリユーザーと飲食店をつなげるプラットフォームに成長・進化させることが出来ました(まだまだ改良の余地ばかりですが)。
本当に有難く感じます。
Lemostagramに対して、より愛着が湧き、必ず開発し、クラウドファンディングも成功させたいと、より一層奮い立っています。
今後も、壁にぶち当たりながら、紆余曲折しながら、ブラッシュアップさせていきますので、経過を見守っていただけると嬉しいです。
また、ご意見ご感想・ご指摘なんでも構いませんので、コメントいただけると最高でございます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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