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先月、「田中宏和運動の件でご相談です。/幻冬舎・○○」というタイトルのメールを受け取ったのがきっかけです。
2年ほど前に仕事でお世話になった編集者の方からの「田中宏和運動の件」で「ご相談」です、ですから、ついに四半世紀を超えるこれまでのあゆみをまとめた『田中宏和運動史』の書籍化の企画が来たかと色めきだったのですが、そんな壮大なご相談ではなく、

田中さんとお会いしたときに、田中宏和運動というのを伺って
弊社で、今月「同姓同名」というミステリー小説が出るのですが、
ぜひ田中宏和.comの皆さまにご覧いただけないかと思っております。

というご依頼でした。『同姓同名』の紹介も添付されてきて、

幻冬舎同性同名について

「いただいた話は断らない」のが信条のわたくしとしては、
何はともあれ、お引き受けすることにしました。
まずは作品を読んでみようと、
刷り立てほやほやの本を送っていただいたら、
同姓同名の人間関係の描写に当事者として共感するリアリティがあり、
もちろん江戸川乱歩賞を受賞された作家さんだけあって、
筋が絶妙なもので、
つい1日で読んでしまったんです。
この本なら、これまでお会いしてきた150名の田中宏和さん、
北は北海道の田中宏和さんから南は沖縄の田中宏和さん、
1歳の田中宏和さんから78歳の田中宏和さんも
献本を受けて喜ばれるだろうと、
全国の田中宏和さんたちへの献本キャンペーンをご案内しようと思えました。
こちらが、田中宏和運動のサイトです。

そして、幻冬舎の『同姓同名』担当の編集者さんからは、

田中宏和さまの『同姓同名』書評(例えば、「幻冬舎プラス」と田中様の「note」で同時掲載で)
分量としては
原稿用紙3枚〜4枚くらいはいかがでしょうか。

というご依頼をいただきました。
「note」なのか!
「いただいた話は断らない」のが信条のわたくしとしては、
時の流れに身をまかせ、
「note」をあわててはじめることにしました。
そんな事情ゆえ、
このあと最初の投稿は、
下村敦史『同姓同名』(幻冬舎、2020年)についての書評となります。
その先が続くかどうかは、未定です。
しかし、「いただいた話は断らない」のが信条のわたくしとしては、
時の流れに身をまかせながらも、
コロナ禍で考えたことをメモにしているのを
小出しに文にして放出するとか、
書評に限らず、摂取したコンテンツの感想をせっせと書き連ねるとか、
やおらはじめるかもしれません。
世間のあれこれについて、
生まれ育った京都で培われた「いけず」の微毒を吐露する時評的な場にするかもしれません。
あわててはじめました。
とにもかくにも、
少なくともあと初回=1回は原稿を掲載します。
そんな事情=背景です。
どうぞよろしくお願いします!

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