NBAのプロモーションの凄さ
NBAのJapanゲームを観てきました!(たまたま抽選に当たった母親に感謝。笑)
Bリーグと同じようにNBAでもプレシーズンマッチがあり、それを日本開催したという形です。実に16年ぶりの開催であり、会場はヒートアップしていました。
対戦はヒューストン・ロケッツと昨年の王者トロント・ラプターズ。シーズン開始前なのでそこまでハードなゲームではなかったにも関わらず、とても刺激を受けたゲームでした。
ジェームズ・ハーデンは前半で27点(⁉︎)の活躍を見せ、股抜きドリブルやおきまりのステップバックスリーなど見応えのあるプレーが満載でした。
ただ僕個人が注目してみていたのは、NBAの試合中のプロモーションです。Bリーグでは見られないポイントがいくつかあったのでご紹介します。
●試合前のアップ
NBAのチームってどんなアップをするのかなと思ってみていたのですが、なかなかチームでまとまってアップはしていませんでした。個人でシューティングしたりするのがメインで、チーム全体でアップする光景はあまり見受けられませんでした。
特に気になったのは、アップ中にメディアをコート上に入って撮影をしていたこと。これ日本だと炎上する感じしませんか?神聖なコートに入るな、選手のアップの邪魔だ!とか。
でも選手のアップを平気で映しているんですね。でもそのおかげでこんな映像が見られたりするわけですよ。
🏀NBA Japan Games 2019🏀#ロケッツ vs #ラプターズ
— Rakuten TV〈楽天TV〉 (@rakutentv_japan) October 8, 2019
🔥18:30 配信開始🔥
試合前の #ウエストブルック の様子💥
試合の様子は #RakutenTV でLIVE配信🏀https://t.co/1ZAHYOBBsI#NBAJapanGames2019#NBARakuten#NBA pic.twitter.com/9hlxWWNVJ4
Bリーグではメディアを通した場合にあまり見られない光景だなと思いました。
●マスコット
まあとにかくキャラが強い。笑
試合中も通路ウロウロしてお客さんと絡んでしましたからね。
特に気になったのが、ロケッツのマスコット「クラッチ」くん。アップ中にボールケースの上に乗って、見てる人を結構ヒヤヒヤさせていました。
これもおそらく日本だったら炎上している気がするんですよね。道具は大事にしろ的な。
でも当たり前のようにパフォーマンスしていたので、ある意味一番のカルチャーショックでした。
●その他にも…
・映像の演出がジャパンゲーム用に作成されたもの。(テロップが日本語)
#NBAJapanGames のため来日したラプターズ🦖による日本風アニメーションムービー🔥 via @Raptors pic.twitter.com/t85mB5dg7f
— NBA Japan (@NBAJPN) October 7, 2019
・タイムアウト、ハーフタイムと常に何かコート上で行われている。(デカパンレース、トランポリンダンク、縄跳びのダブルタッチ、など)
・リプレイが必ず流れる。
個人的には最後のポイントが1番ありがたかったです。「今のプレー見逃した!」ってなっても中央の宙吊りモニターから必ず見ることができました。これって当たり前のようで、撮影するための費用と撮影技術が使われているんだと思います。
●プレー面の学びも
NBAはルールが違うので参考になる点は少ないのですが。(NBAには独自のルールがたくさんあり、特にディフェンス3秒ルールは競技性に大きく働きかけているように感じました。)
自分が気になったのは、バンブリートのプレー。183cmとバスケでは小柄ながら、ドライブに3Pなど多彩なプレーをしていました。
この選手の気になるプレーは「ドライブの抜き方」です。
皆さんの「ドライブで抜く」にはどんなイメージがありますか?競馬のような相手を置き去りにするイメージではないでしょうか。
バンブリートは違いました。「抜いて相手の前に体を入れる」です。
ドライブしてリングに向かってアタックする時に、ディフェンスより前に体を入れることで跳ばせないようにしてレイアップまで行っていました。
このプレーで必要なのは、ディフェンスの体の前に自分の体を入れるフィジカルとボディバランスですね。スピードは比較的に重要度が下がります。
(ちょうどそのプレーの動画がSNSに上がってなくて見せれず申し訳ないです…)
●そして最後のこの人のプレーで締め!
Harden said Kamehameha 💪 pic.twitter.com/su7Q9FZJgG
— Houston Rockets (@HoustonRockets) October 8, 2019
前半最後のプレーでしたね。いやもう鳥肌もんでした。これ見ただけでチケット代の元取れたなと。笑
通常のバスケ選手では創造できないステップをするのでとても刺激になりました。
もし今バスケをされている方がいれば、誰かのプレーを真似することも大切ですが、自分も創造することも大切だと思います。
自分で考えないとこんなステップではまず出ないですね。遊びココロでいろんなプレーにチャレンジし、試合中できることはどんどん試していくといいと思います。
※どんな人にそのプレーはできないよと言われても続けることが大切です。
-----------
ここまで読んでいただけた方はTwitterをフォローしていただけると嬉しいです。
バスケの情報、バスケ選手やアスリートの価値が上がる情報を発信しています。
以下リンクからアカウントを見れます。
またバスケ選手を含むアスリートのキャリアをサポートするためのイベントも実施しています。アスリートに貢献してみたい!という方はTwitterのDMをください。
次回は10/28に開催予定です。
以上、選手の独り言でした。