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【VALOサプリ】ICEBOX ゲッコーの研究

あなたの心のVALOサプリ!

田中さんのVALOサプリ


今回はVALORANT ICEBOXのゲッコーについて研究していきます。

さて、Kickoffが各リージョンで開催されてますが、ICEBOXの編成に大きな変化が見られています。

EMEA

https://www.vlr.gg/event/agents/1925/champions-tour-2024-emea-kickoff

pacific

https://www.vlr.gg/event/agents/1924/champions-tour-2024-pacific-kickoff

Americas

https://www.vlr.gg/event/agents/1923/champions-tour-2024-americas-kickoff

(vlr.ggより引用)

群雄割拠、新たなメタは何になるのか!
ということで今回は

100T,Gen.G,RRQが使用しているゲッコーについて考察していきます!!

アタッカーサイド

手前のよく敵がいるポジションをディジー1つでケアできる
100Tが使用していたAセット
バックサイトから敵を引かせられる
100Tはバックサイトへのモッシュピットとショックダーツを合わせることでキルの獲得に成功
ディジーでBメインのケアが可能
100Tが使用していたBサイトへのモッシュピット


上記の定点はこの方が紹介していたため、勝手ながらここに参照として記させてもらいます。

https://x.com/nolozy/status/1760725755431145696?s=46&t=XJnAlM8aWrU_xMgVUyvo7A


モッシュピット、ディジーの効果範囲が大きいため、攻めのセットや敵のあぶり出しとして活用するのが非常に有用なようだ。

ICEBOXにはサイト前に多くのケアしなければいけないポジションがあり、以前はそこにソーヴァのドローンやリコンを使用していたが、ゲッコーのディジーであれば1秒回収、10秒後再利用ができるため、非常に強力である。

Bサイトは多くの遅延アビリティが用意されやすいので、設置が比較的難しく設置の過程でダメージを受けたり、キルがとられてしまうことも多い。ウイングマンであれば設置時の人数不利や遅延アビリティによるキルを防ぐこともできるため、非常に有用である。

そして、強力なのは高回転するゲッコーULTである。

回収することで二度ULTを使用することができるため、手前のエリア取りで一度使って、サイト内にもう一度使う手法や遅延に使う手法など活用方法は様々。

クリアリングしなければいけないポジションがICEBOXには多いからこそ、二度使用できてほぼ確実にエリアを広げられるこのULTは強力である。

また、ここからはサイト構造の話になるが、アイスボックスはサイト中でのクロスなどが組みにくく、カバーがとりにくいサイト構造になっている。

ジェットとソーヴァは互いにカバーできない

その対策としてバックサイト3などの配置にして、バックサイトに侵攻してきた敵のキルを狙うという配置があるのだが、この配置に上記で紹介したモッシュピットは非常に刺さる。

バック多めの配置にはモッシュピットが効果的

アタッカーサイドでは上記の点からゲッコーはマクロ的有利が取りやすくなるエージェントであることがわかる。

しかし、ゲッコーにも弱点はある。
ヴァイパーやハーバーのカーテンを越えての勝負はKAY/Oやスカイと比べると難しくなり、有能とはいえ1イニシエーター採用は難しいため、ソーヴァなどとの併用が求められる。マクロ的有利が取りやすくなるエージェントとはいっても、KAY/O入りの編成や従来のセージのメタ編成、2コントローラー編成も非常に強い編成であるため、ゲッコーがこれから台頭してくるかどうかは未知数だ。いくら強い定点があってもその対策は容易だからだ。

ディフェンダーサイド

ディフェンダーサイトにおいて、ICEBOXのAサイトはメインに全員引いての解除遅延合戦になりやすい。

配置の一例

このような場合に役に立つのはやはり、ウィングマン解除である。解除時の人数不利や遅延アビリィティによるキルを取られる心配がない。

また、敵がAセットにおいてスキルを多用する場合、解除遅延は生身になるため、ウィングマン解除の利点が強く出る。

これはBサイトにおいても同じことが言えるだろう。

Bロングに事前にワンウェイを置いておき、ウィングマン解除と合わせることで、敵に遅延アビリティが少なかった場合、敵はリスクのあるピークをしなければならず、状況有利が作れる。

また、通常索敵においてや返しのアビリティ、遅延としても再利用可能という点において非常にスキルトレードに強い。モッシュピットは範囲が大きいため、大きな空間の遅延が可能だ。

敵がサイト中耐えを選んだ時やファストリテイクの状況になった時も、細かい索敵が可能なディジー、ウィングマンとモッシュピットによる炙り出しは非常に強力である。

ゲッコーはAでの索敵力が高いため、ディフェンダーサイドではAサイトにいることをおすすめする。

強いスキル合わせ

RRQ vs TS ICEBOX 1stラウンド

KAY/Oのフラッシュと併用することで、ディジーを壊されにくくすることができる。これにより、効果的な攻撃が可能だ。他にもディジーとリコンを合わせたり、何かとすきるを合わせることでディジーを壊されにくくして使おう。

ゲッコー編成は何が強いか?

ゲッコー編成の強みは、設置や解除において人数不利が産まれないことやスキルを合わせたセットが強い点、スキルトレードの強さにある。また、AサイトやBサイトの設置後遅延合戦に対しては明確なメタとなるだろう。

ゾーヴァ、KAY/Oの2イニシエーター構成は設置や解除を通しづらいという弱点があるため、ゲッコーソーヴァ編成やゲッコーKAY/O編成は、その弱点を補うことが可能であると考えられる。

使用しているチームはまだまだ少なく、これからこの編成がどうなっていくのか非常に興味が湧く。

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