開けるも地獄、開けられぬも地獄・・・とならないように、よ~く聞いて!
デジタル遺品、遺産のことの続きになります。
今日は
今、スマホを見られたら絶対困る方向けのお話
です。
困らない方もいられると思いますが
「もしも」自分に何かあった時、スマホの中身
家族に見られても何も問題はないですか?
困りはしないけど、見られたら恥ずかしいモノなど無いですか?
私はレディースコミックとかR指定のオトナ系の漫画を息子に見られたら恥ずかしいな。
と思い消しましたw
一旦消したら、また見る欲もなくなり、見なくなりました。
これから話すのは
私が体験した実話です。
これを読んだら、あなたも見られたくないものや、知られたくなことの整理や清算、もしくは絶対に見られないようにして
もしも…の時に備えておく
・・・気になるかもしれません。
普段から少しだけ意識して
スキマ時間に使ってないサービスやアカウント、ファイル類は削除。
写真や動画、ベストショットや必要なものだけ残してせっせと削除。
メモリーやストレージの容量も増えるので一石二鳥です。
削除したくない、だけど誰にも見られたくないモノ…
はどうします?
スマホのロックは家族や大切な人には絶対教えないで
墓場まで持っていきます?
だけど、
今どきはネット銀行や投資などのスマホの中にある方も多いですよね。
必要な情報はすべてパソコンに入れておき家族や大切な方にはパソコンのロック解除を伝えて見てもらうようにする。
とか
ネット銀行や証券などの資産系、サブスクの契約先は全て控えておく。
など
しておいてくださいね。
そういう方ではなくても必ず紙に控えておいてね!
銀行名や証券会社名を基に調べることは可能です。
が、相当な手間がかかります。
残された方の労力を考えるとIDやパスワードも紙に控えておいた方が良いです。
ココからが本題です。
私のパートナーが心臓の手術をしてから
もう少しで2年になります。
かなりの重症で
心臓に栄養を送る血管3本のうち2本がほぼ詰まっており
残りの1本もとても狭くなっていました。
その日にでも入院!
と言われていたのですが兄の事や母の事で準備しておかなくてはならない手続きなどがあり、それを済ませてから入院して治療する算段になってました。
当時の私たちの関係性も微妙だったり、私も毎日遅くまで仕事があったりで
はっきり言ってコミュニケーション不足・・・というよりも
今にして思えば、ほぼ破綻した状態で惰性で一緒にいるようなものでした。
(この辺は別の機会に書くことがあったらその時に)
パートナーは入院中にもしもの事があった時のために
私にスマホのロックナンバーや銀行のパスワードなどを教えておいてくれてました。
その時はパートナーも自分の手からスマホが離れる事は無いと思っていたのだと思います。
あくまでもしも、の時の準備。
憂いは起きない。
結論から話しますと憂いは起きました。
パートナーは予定入院の前に心筋梗塞を発症し生死を彷徨うことに。
その時に、もしもに備えて聞いていたスマホのロックナンバーが役に立ちましたが波乱も巻き起こしました。
カードの引き落とし額を確認するためにスマホを開いてみると・・・
LINEのやりとりで浮気?をしていることが発覚。
ついでに貢ぎものしてたことも発覚。
メインの女性の他にサブメンバーみたいな女性もいたりして
最推し、二推し、三推し
推し多すぎない?
それに纏わるいろいろなことが全て明るみになりました。
私の場合は
開けて地獄を見たパターンです。
私たちの場合はそもそもな原因があってこうなりました。
家族や大切な人に見られたくないモノ・コトがある方は
これを機に綺麗にするか、
絶対に墓場まで持って行け!!
一定期間ログインしないと自然に消去してくれるパソコンのソフトや
iPhoneにはパスコードを11回間違えると自動初期化される設定もあります。
スマホ等のアカウントにアクセスできる人を指名できるサービスもAppleやGoogleにあります。
自分の死後、スマホやパソコンの処理を士業さんに依頼できたりもします。
最愛の人と思っていた人の裏の顔を最期に知ることになる。
残された人の精神的ダメージは計り知れません。
なにより、そうなる原因は必ずあります。
そういう行為をしている方だけが悪いわけではなく、どちらにも。
それぞれに問題、思い当たる節があるはず。
うちのように、そもそもの原因に目を向けないで地獄を見る前に
目覚めなさい!!
開けられなくて地獄を見るパターンは
上に書いたように必要な情報を紙に控えて、ロックナンバーを伝えておくと回避することができます。
ちなみにスマホのロック解除を業者さんに依頼すると
金額 20万~30万
期間 1年~2年
だそうです。
時間もお金もかかります。
人生初ブログの初記事でパートナーが倒れた時のことを書きました。
パートナーの生死をきっかけに
本当の意味で死と向き合い生を深く考えるようになり
終活から本来の生き方を思い出す、本当の自分の幸せな人生を創るナビゲートをしていこうと決めたのです。
今回のコトを書くのは初めてです。
ネタにできるくらい昇華できていたことを自分でも知りました。
パートナーはどんなこともネタにしてくれ。
と言っています。