【親の終活】
多名賀ローリーです。
私たち40代~50代世代は親もそれなりの年、
70代~80代くらいの方多いのでは。
がちがち団塊の世代。
第一次ベビーブームに生まれた世代で人口が非常に多い。
2000万人以上はいる。
この方たちが一気に後期高齢者に進んでいくことで、
医療や経済など社会への影響が凄まじいことになる。
2025年問題とも言われています。
その後、その子どもたち団塊ジュニアの問題も2040年に懸念されています。
が、
大きいことにフォーカスするのはまた今度にして
今日は自分や自分の親のことにフォーカスしていきます。
「終活」
と聞くと今は自分のことよりも、まずは親のこと。
私の周りもそう思っている方の方が多い。
親がどこまで準備したり整理したりしているか気になる。
けど、なかなか聞けないんだよね。
もしくは
病気になり、これからのこと聞く前に意志疎通を図るのが
難しくなってしまって。
など、聞きます。
『人生の最期』の話しをすること、死を想像する話をすることは
縁起でもない。
と思われる人も多い。
「終活」という言葉も日常に馴染んできて昔よりも話しやすくなってきた。
とはいえ、まだまだタブーな話し感は強い、地域性もあるのかな。
と思います。
看護師時代ご家族のお話しを聴いていたり、親御さんを看取った方とお話ししたりして思ったこと。
やっぱり、親とちゃんと話さなかったことに後悔をしている人が多い。
そして、親の死後の整理は心身ともに疲れる。
みんな疲れてた。
自分の家庭や仕事をしながら休みの日は親のこと。
家の中の物、はじめのうちは仕分けしたりしていても果てしなすぎて業者さんに依頼した。物が多すぎる。
生命保険や証券やらがあるみたいだけど、どこに証書類があるのかわからなくて調べるのも大変だった。
家の名義や土地が共同名義になっていて手続きが大変だった。
こういうこと+兄弟姉妹感の相続のいざこざ・・・
やることが多くて悲しんでいる暇なかったわ。
とおっしゃっている方もいました。
終活のことだけではなくて、もっといろんなこと話しておけば良かった。
気にかけていたら良かった。と思っている人が多い。
子育てや仕事、自分の暮らしで精いっぱいで後回しにしてしまう。
賛否両論あるかもしれないけれど
親のこと、どんなことでも気になっている人は、自分が後悔しないように
自分のために、親と話してみるのはどうですか。
親も自分もずっといるわけでは無いから。
小さい頃や若い頃、今とでは考え方、見え方が変わっていると思います。
自分が変わったのと同じように、
親も昔と今の考え方も見え方も違うかもしれない。
今の時代、終活の情報は溢れるほど流れてきます。
ラジオを聴いていてもCMが流れたり、
親世代が見る雑誌の特集も終活に関連した記事が多い。
自分軸の終活の小説も人気です。
親世代方々の方が案外詳しかったり、考えている。
と感じます。
「これからのことを親に聞きにくい。」
と思ってる方は、案外自分の思い込みも多いかもしれないですよ。
話してみて、やっぱりダメだったら、それはそれでしかたない。
これも話してみないとわからない。
まずは自分が始めてみて
自分が必要だなと思ったことは親にも必要なことが多い。
自分が始めたことや、自分にもしものことがあった時に困るから
親に情報を共有してもらいたくて。
みたいな流れで話して、親のことも聞いてみると
案外、深堀りできると思います。