もっと豊かに暮らそう! 『動線』



今日は寒さが戻ってきて、雪がパラパラと降っていました。


その景色を見て、私は少しテンションが下がっております。


実は明日3月3日にフルマラソンを走る予定で、天気予報を見ると気温が低い。


走り始めたらいいのですが、集合が30分ぐらい前にスタートラインにいかないといけないので待機時間がめちゃくちゃ寒いのです。


今回は2回目のフルマラソン。


前回は4時間24分でしたので、今回の目標は4時間を切ること。


是非応援よろしくお願い致します。


今日は動線について考えていきたいと思います。


良く家事動線の良い家にしたい。


家事が楽な間取りにしたい。


と相談を受けるのですが、皆さんはどうでしょうか?


ただ単に収納をたくさん取って、一か所で何もかもが完結する間取りをご要望される方がいます。


それを実現すると、ただただ家が大きくなってしまう現象に陥ります。


そして動線は譲れないので、ただ寝るだけだからと言って寝室を小さくしたり、玄関を狭めたりとして調整を行っています。


やはり快適な空間にするためにはその部屋の用途として大きさは確保していきたいものです。


けど、動線は大切です。


では家族でどのようにして考えて行けばよいのでしょうか?


例えば、お父さんの場合。


娘さんがいた場合。


年頃になってきたころ、脱衣所と洗面台が一緒になっているとやはり気を使います。


朝の忙しい時間帯に洗面所を占領されたり、歯磨きをしたいのにお風呂に入っていて歯磨きができなかったりと。


このできない時間、気を使っている時間がもったいないのです。


お父さんにとってのロスタイムです。


この時間を失わなければ時間ができます。


やりたいことに時間を使ったり、読書したり、家族の時間を増やしたりと様々。


例えば、お母さんの場合。


朝は家族の出発の準備や自分の支度、洗濯物、洗い物と朝のお母さんは大変です。


この一連の流れをどのように効率よく動くことが出来るかが大切です。


その流れをイメージして家事動線の間取りをイメージしていく。


そして、動線によって少しでも時間ができると、コーヒーを飲んだり、ゆっくりしたり、家族と会話をしたりとゆとりが生まれます。


例えば、小学生の場合。


帰宅動線が設計されていると、帰ってきてどこにランドセルを置いて、手を洗って、お菓子を食べて、宿題をする。


このような流れをイメージして間取りに落とし込むのです。


宿題をせずに遊びに行ってしまって、夜家族がゆっくりとした時間を過ごしている中宿題をするなんてとてもストレスです。


このように、インスタグラムで流れてくる間取りをただ単にマネするのでなく、お父さんにとってはどの動線がいいのか?家族といつ交わってしまうのか。


お母さんにとっては、一番効率よく動きたい時間なのに、家族と動線が交錯して逆にストレスになってしまってないか。


自分たちはどのような動線を日々動いているのかをイメージしてください。


会社帰宅時


買い物帰宅時


学校帰宅時


家族とお出かけ帰宅時


朝起床時から出発まで


など設計図面があれば、どのようにそれぞれ動くのかを色分けしてペンで書くのも良いと思います。


そして、スムーズに動けるということは、時間を短縮することができ、時間ができること。


ゆっくり過ごしても良いし、読書をしても良い。


そして家族との時間を増やすことができます。


家族との時間を創り出すためにも、動線にはこだわり豊かな暮らしを実現させて下さい。

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