残酷なイベントだったと思う。 訳もわからず連れてこられた、と言う感覚を強く覚えている。たくさんの大人、たくさんの子ども。正直に言ってしまえば、よくわかっていなかった。誰も私など気にもとめないし、私も周りが意思を持っている人間なのだとは露ほども感じなかった。一人でも何も思わなかったし、時間は何もしなくても過ぎた。 ある日のことだ。私に声をかけてくれた女の子がいた。ななちゃん、と言った。一緒に遊ぼう。そう言ってくれたななちゃんは、私の産まれて初めてのともだちだった。 ななちゃん
なんとなく書き留めておきたいので、書き残しておくことにします。 指先一つで様々な情報が手に入るようになった昨今。令和キッズ達はtwitterやInstagram、YoutubeにTictokと、大人の価値観に文章や動画で触れる機会も多くなりましたよね。そんな令和キッズ達は、「男の人も、女の人も、平等に家事をするべき」、「男の人も積極的に育休をとって育児に参加すべき」、なんて立派な考えを持っていることに、私は驚きを隠せません。 より平等に、よりみんなが幸せに生きていくため