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TAE(3回目)やってきました

肝動脈塞栓術の3回目実施のため1週間入院してきました。

そもそもなぜ何度もやるのかという話になるのですが、先生から話を聞いて納得しました。腫瘍は自分が育つために肝動脈から栄養を摂ります。前回はそこにシリコンなどで栓をしてしまうことで栄養を摂れない状態にする(兵糧攻め)ことで腫瘍が小さくなるのです。

じゃあ今回大きくなった腫瘍はといいますと、見てる腫瘍は同じですが栄養を摂る肝動脈が違う。こっちがダメなら別なところから栄養を摂り込むそうです(あー恐ろしい)なので別なルートを確保した憎っくき腫瘍を同じようにルートを潰すことをします。

肝臓自体は腫瘍とは異なり動脈だけでなく門脈からも血液を取得できますのでいくつか栓しても大丈夫なのです。

入院から退院まで(次回備忘録)

ちょっと今回あれって何か今までと違くない?ってことがありましたので、少し記録として残しておきます

1日目(1/26)
入院初日 昼に部屋が決まるとまずは血液検査します。翌日が手術なので両足の付け根と陰部の剃毛をします(バリカン渡されます)両方やるのはどちらの側からカテーテルを入れるか決まっていないからです。病院食を昼夜食べ就寝前に下剤を飲みます(翌日一定時間動けないので午前中に全て出しておきます)

2日目(手術当日)
点滴をします。意識がある中、尿管も入れてしまいます(個人邸には麻酔で寝てる間に入れて頂きたい笑)鎮静剤を肩に注射します(痛いです)
小さなパンツを穿きガウンに着替えストレッチャーに乗せられ手術室へ向かいます。IVRは通常の手術室より楽な感じです。途中虚ろ虚ろしながら1時間ほど経つと終了です。またガウンへ着替えストレッチャーで病棟へ戻ります。
ベットでは安静あるのみ。食事ですが朝夜は重湯と味噌スープのみ、昼は当然無しです。

3日目
動いていいと言われる頃、尿管を抜かれます。あまりうろうろしないで必要最低限の動き(トイレ、歯磨き)くらいの移動で1日が終了します
1回目の時はこの時点で炎症による発熱がありましたので抗生物質と痛み止め(麻薬に近いもの)を定期的に投与していたのですが、そんなに熱も上がらなかったこともあり少し様子を見ながらな感じで過ごしました。

4日目〜7日目
腹の痛みで最初は詰まったのかと思いましたが、結局肝臓全体に対して処置を行ったので炎症が続いていたのかなと。痛みの種類としては胃の下から腹にかけて突然息もできない痛みが12秒続くという何とも説明し難い痛みでした。
痛み止めを点滴してるはずなのに寝てる間もこの痛みがひっきりなしにやってきます。歩いても食事しても同じく続いたのがキツイ。これは覚えておきます

8日目〜10日目
点滴が取れた後は錠剤で抗生物質と痛み止めを飲み続け普通の生活に戻って行きました。途中何度か血液検査を行いましたが肝臓の数値はまだ少し高めですかね。来週通院する頃には元に戻ってるといいなと思います。



 


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