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「GUとUNIQLO、私のクローゼットで戦国時代を迎える」

突然だけど、最近の自分のクローゼット、完全にGUとUNIQLOに支配されてるんだよね。

いや、正直言って「支配されてる」とか言うとちょっとカッコつけすぎで、実際のところは「占拠されてる」に近い。

もはやクローゼット開けたら、そこには戦国時代の城下町よろしく、GUとUNIQLOの旗印が風になびいてるイメージだよね。

でもね、GUとUNIQLOの服ってさ、なんていうの、あれなのよ。

「お前、俺に何を着せたいの?」ってくらい自由度が高いじゃん。

GUはトレンドど真ん中の「これ、今っぽくない?」ってアイテムをガンガン出してくる。

で、UNIQLOは「流行?そんなものはな、10年後も残るものだけだ」って感じの職人気質な安定感で攻めてくる。

この二大巨頭がクローゼット内で覇権争いを繰り広げてるんだから、もう目が離せない。

ある日、GUのジャケットを着て、UNIQLOのパンツを履いて街を歩いてたら、友達に「それ、どこで買ったの?」って聞かれてさ。

正直に「GUとUNIQLOだよ」って答えたら、そいつが「えっ、めっちゃ高そうに見える!」って言うわけよ。

いやいやいや、違うんだよ。

これ、上下で合計4,980円なんだよ。

高いのは見た目だけで、私の財布の中身はめちゃくちゃ穏やかなんだってば。

そしてGUとUNIQLOで全身固めると、なんかこう、自分が「人間コーディネート事例」みたいな気持ちになってくるんだよね。

街を歩きながら、「今私がここで倒れたら、GUとUNIQLOの宣伝になるかな」とか不謹慎なことを考える。

でも、そもそも倒れること前提で歩くってどうなの?って自分にツッコミ入れて、そっとその考えをクローゼットの奥にしまう。

で、この間なんだけど、ついにクローゼットが満杯になったんだよ。

GUとUNIQLOの仁義なき戦いが激化しすぎて、服同士がクローゼット内で密集しちゃってるの。

開けるたびに「ガッシャーン!」って崩れる音がして、もはや雪崩じゃなくて「布崩れ」っていう新しい災害が発生してる感じ。

そこで私、決意したんだ。

断捨離しようって。

まずは着なくなった服を処分しようと、クローゼットの奥から古い服を引っ張り出してみたんだよね。

そしたら、GUとUNIQLO以前の時代の「謎のポエムTシャツ」とか出てきてさ。

「LIFE IS SHORT, EAT DESSERT FIRST」って書いてあるんだけど、それを着てる自分の姿を想像した瞬間、思わず膝から崩れ落ちたよね。

あれを買った当時の自分、何を目指してた?

でもね、GUとUNIQLOを着てると、「これでいいんだ」って思えるんだよね。

流行も安定も両方手に入れてる気がするし、なによりコスパが最高だから財布が泣かない。

それってつまり、私の人生の縮図でもあるのかなって思うんだよね。

だから、今日も俺はGUのシャツを着て、UNIQLOのパンツを履いて街に出る。

クローゼットの中では戦いが続いているけど、外に出れば俺は「GU×UNIQLOコラボ」の宣伝大使だ。

いつかその戦いが平和な未来を迎える日を願いながら、今日も新作チェックに行く私であった。

以上、自称作家たなかの「GUとUNIQLOで身を纏う」でした!

次回は「服を買いすぎる男のカラーボックス地獄」をお送りします。

乞うご期待!

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