やってみよう!ブレスト研修(トレーニング)前編
笑い給え されば救われん
10月から始まった肯定会議シリーズも、年を越して、4回目になりました。
当初は、前後編で終える予定でしたが、ブレインストーミングに多きを割いてしまいました。
ブレストを追究したのは、何気なく検索したところ、諸説紛々 ※だったタメ。
※ 意見が入り乱れて、まとまりがつかない様子。憶測が乱れ飛んで、真相が
つかめない様子。
そこで、このメルマガでは、オズボーン氏が開発したブレストを、できるだけ忠実に、原稿用紙100枚以上を費やして、丁寧に解説してきました。
今回は、そうして得た知識を活用できる研修(トレーニング)編になります。
なぜ、ブレストを重視するかというと、オズボーン氏が定義なさっている通り、
想像と創造の技法だからです。
複数人によるアイデアフラッシュの場でもあります。
独りでアイデアフラッシュするのと、複数人で行うのとでは、報酬系脳内物質ドーパンの放出量が異なります。
推察するに、独りと複数人では、笑いの有無が関連するのかも知れません。
独りでアイデアフラッシュしていて、笑うことなど、無きも同然ですよね?
そうして比較してみると、複数人でブレストすること自体、強みであることがわかります。
強みを活かすには?
笑うこと。笑い合うブレストにすること。
笑うとドーパミンが分泌され、やる気や意欲が高まることは医学で証明されています。
ちなみに、
ブレストにしても、グルインにしても、小会議のコツは、歓談。笑い 合うことです(キッパリ)
と断言しました科学的な論拠がコレ(神経伝達物質ドーパン)でした。
アイデアフラッシュできるのは、ヒトのみ
では、なぜ、アイデアフラッシュを重視するのかというと、アイデアを出せるのは、人間のみ。
鳥や獣やロボットにアイデアは出せません。
もちろん、アイデアを出せない人だって沢山います。人によって得手不得手がありますから、恥ずかしがることではありません。
むしろ、
1)それ(アイデアフラッシュが得意ではないこと)に気づいていない、
2)向いているかどうか、自己分析できていない、
3)アイデアマンだと思い込んでいる
ほうが問題で、そういう人材を、業務命令、あるいは、強制的に、ブレストのメンバーに加えてしまうと、
アイデアが出ない、本末転倒な会議になってしまいがち。
アイデアが出ない程度ならまだしも、他人のアイデアを否定することで自論を確立するメンバーが現れます。わかりやすく噛み砕くと、
一項 否定することで、自分なりの考え方、やり方を主張できる
[例]それには反対。そのやり方は違う。そんなの認められない。
二項 考えなくても自我を保てる(集団の中で確立された自分でいられる)
[例]よそ者に何が分かる。あれは田舎者だから。外国人だから。
三項 ダメだ!と否定することで、何がダメなのか?理由を説明しなくて済む
[例]ダメなものはダメ。そういう決まり(習慣、慣習、風習、慣例)
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